工藤パンの公式サイトが今風になっている……
どうした工藤パン。いいぞもっとやれ。
老舗の攻め。関東への進出も近いのか?
青森県民なら知らぬ人はいない存在であるイギリストースト。いわゆるジャリパンなのだが、グラニュー糖とマーガリンというジャンクな組み合わせは「カロリー高いだろうな……」と思っても、ついつい手にとってしまう悪魔的な魅力があり、根強いファンも多い。工藤パンは青森県外へは進出していないため、青森県民以外は知る人も少ない一品だが、個人的にはもっと知られてもいいご当地パンだと思っている。
そんなイギリストーストの製造元である工藤パンは昭和7年創業の老舗。ローカルな老舗なだけに、公式サイトも未だにFlashが使われていた次第だったが、11月からいきなりモダンになった。
いや、これでモダン? 普通じゃんと思う人のために、以前のサイトのイメージを貼り付けてみる。
どうだろうか。想像以上のモダンさではないだろうか。イギリストーストの魅力を伝えるページなんかも作ったりしていてい、随分と気合が入っている。
さらに圧巻なのは以下の歴代のイギリストーストのページだ。私もイギリストーストが好きで、過去青森県に住んでいたころは毎月のように新作を買っていたものだが、ここまで網羅しているページはこれまで見たことがない。2007年から過去の情報についても、工藤パンの会社内に残されている資料などを発掘し、ぜひともデータベース化してほしいものだ。
ここに来て老舗が攻めだしたのにはなにかわけがあると勘ぐってしまうが……他県進出も近いのだろうか。個人的には都内で買えるようになると嬉しいので、実証実験が始まったという新幹線輸送などを使ってアンテナショップでぜひとも取り扱ってほしい。
ちなみに、PayPayモールに出品しているショップがイギリストーストを通販してくれているので、この記事を見て興味をもった人はぜひとも一度手にとってみて頂きたい。
今後も工藤パンの動きから目が離せない。