ジッポー・ハンディウォーマーをメンテする
ちょっとの手間で復活(要パーツ取り寄せ)。
まったく暖かくならないハンディウォーマー。キモは綿の入れ替え
ジッポー・ハンディウォーマーというものがある。オイルを気化させて発熱させる化学カイロだ。
使い捨てではなく、何度も繰り返し使えるもので1日程度は暖かさが持続するスグレモノ。ただ、ここのところ発熱がとんと弱くなっていたので、メンテすることにした。今回はバーナーと、中の綿(コットン)の両方を交換していく。以下のサイトが非常に参考になったので、同じような症状で困った人は見てみるとよい(本記事のやりかたもそのまま)。
まずは綿を交換する。私のハンディウォーマーは長年使いすぎたせいで変色してしまっていた。
これを引っこ抜く。ピンセットとかラジオペンチのようなもので取り出していけばよい。綿は3辺に分割された形で入っているので、中央のものだけを抜き取って終了としないこと。左右にあるものも取り出す必要がある。
ここまで茶色く変色していたのでは、満足に動作しないのもわかるような気がする。代わりにいれる綿は上記のサイトで紹介されていた白十字のカットメン。LOHACOにて334円。
もちろんZIPPO純正のコットンでもいいと思うが、価格がどうにも高いし、入手性もそれほどよくない。市販品のコットンを買ったほうが得策だ。
二つ折りにして3辺に切り分け。
あとはぐいぐいとハンディウォーマー本体内に差し込んでいく。
綿はギチギチに詰め込むのではなく、注油口のフチから5mm程度下に位置するように入れ込む。綿の詰替えが終わったら、今度はバーナーを交換する。
バーナーはZIPPOから純正品が出ているのでそれを買えばよい(ハクキンカイロのものを流用する方法もあるようだ)。
もろもろ交換が終わって動作確認してみたら本体が持てないほど発熱するようになった。発熱しなくなったからとすぐに捨てずに、ちょっとメンテナンスしてみるのもよいのではないかと。ご参考までに。