Renaママのイタリアコレクション(後編)
イタリア初コレクションの夜は、興奮が収まらず全く眠れませんでした。
「イタリア🇮🇹でコレクションを開催したんだよね?」
「あれは全て現実だったんだよね?」
「私って、周りに恵まれているよ!運が良かった!」
幸福感に浸りながら朝を迎えていました。
前回のお話は👇から読んでください。
イタリア最終日は仲間達とイタリア観光へ。
車の窓から見えるイタリアの街はとても美しく、私は子供のようにはしゃいでいました。
最終日のランチはEKYの祖母から招待を受けていました。
「イタリアの手料理って、どんなのだろう?」
食べる事が大好きな私は、胸を膨らませながらご自宅へ向かいました。
おばあ様ご自慢の手料理はミートパイ!
愛情いっぱいのミートパイは、野菜とお肉の旨味がギュッと凝縮されていて最高にウマウマでした。
そして初めて会う私の為に、手料理を用意してくれた事が嬉しくて嬉しくて。
笑顔と笑いに包まれた、楽しい時間を過ごしました。
そして次に向かったのは、ミラノの「ドゥオーモ」です。
「ドゥオーモ」は、改修工事中でしたが素晴らしい建築物に感動したり、ワクワクドキドキしたり…。
「私…本当に幸せだなぁ〜」
ミラノで有名な本屋さんにも立ち寄りました。
この本屋さんでは、毎週いろんなアーティストの方がイベントを開催しています。
店内が魔法に包まれた様な本屋さんに、私は圧倒されていました。
最後に、イタリア🇮🇹コレクションでお世話になった芸術家ご夫妻とのお別れです。
日本好きのご夫妻の好意で、イタリア最終日は素敵な部屋に宿泊させていただいたのです。
温かい笑顔と優しさに包まれた私は、相手を受け入れてる気持ちには、国や文化も関係ないと思ったのです。
ただそこにあるのは、人間同士の分かり合いたいと思う純粋な気持ちと笑顔だけなのです。
今回の初イタリア🇮🇹コレクションで、改めて思ったことは、「仕事を辞めてイタリアに来て良かった!」でした。
イタリアに来た自分の判断は、間違えではなかった事を確信したからです。
それはお金では買えない価値があり、イタリアでの素晴らしい経験から私は大きな夢に近づくことが出来たのです。
沢山の素晴らしい体験をし、共有できる素晴らしい仲間が出来ました。
日本で眠っている伝統織物帯を、高級アップサイクルとして世界へ発信することが現実に進み出したのです。
ここから世界へ広がっていきました。
そして今では、イタリア•カナダ•スイス•イギリス•スペインと、活動の場所は広がっています。
笑顔で幸運を引き寄せる!
“A warm smile is the universal language of kindness.”
(優しい笑顔は思いやりの世界共通言語)
この言葉は、いろんな国に行くたびに思うことです。
やはり、笑顔は最強の武器だと思います。
言葉が分からなくてもスマホのアプリを使うと、ある程度の会話はできます。
1番大切なのは、相手を理解したい気持ちと、笑顔だと思います。
振り返ったときに後悔のない人生を!
思い出も人生の一部です。
体験したこと、笑ったこと、流した涙、すべて自分だけの物語を構成するものです。
人生を振り返ったときに一生懸命に生きてきたなら、本当に豊かな人生を歩んでいるという証拠だと思います。
過去の失敗に執着せず、これから起こる未来にワクワクしながら「今」を精一杯生きることです。
人生は一度きりなのだから。
この瞬間は2度と来ないのだから、変化を怖がらず自分の直感を信じ、自分らしく「今」を生きましょう!
今、3年前のイタリアコレクション🇮🇹を振り返ると…
あの挑戦があったからこそ、今のブランドがあると思っています。
そして少しの勇気と挑戦する前向きな気持ちがあれば、自分の世界は変わるのです。
私は、あの時の感動を一生胸に抱き続けています。
そして、もっともっと輝くように。
笑顔でいられるように。
Renaママ