Hello 2023.Thank you 2022
ナイスショット…!!
思わずそうコメントしたくなる、(本人の気持ちとしては)背中でドヤるこの写真。実際には盛大にコースを外れ、進行方向右手奥の林に突っ込んだ、恥ずかしいミスショットだった。爆
ゴルフ歴約8年、まるで上達の兆しがない。
そう、この画像のように“切り取ったシーン”がいつも真実とは限らない。
それはきっと私に対する印象もそうで、皆さんが私に抱くイメージと実際に私が感じていることは違うのかもしれない。
特に何か伝えたくてこのnoteを書いているわけではない。ただ無性に書きたくなった、そんな私の自己満足を叶えるための記録である。
「まあ、暇だし今井の与太話に付き合ってもいいよ」という人だけ、気長に見てほしい。
文字数約 7000文字。
長っ、小説かよ。いやそんなようなもんだ。
2022年が始まった
2022年を振り返るためには、私にとって“ターニングポイント“であった2021年に触れておこう。
代表的なところでいえば「書籍:セールスイズ」の執筆だ。セレブリックスで長年秘匿にしてきたこの法人営業におけるノウハウ本は、2021年8月〜2022年5月までの期間において、TSUTAYAで1番売れた営業の本だという。
なお、自宅最寄りのTSUTAYAでは画像のように入り口付近に特設コーナーが設けられている。
私は時々、芸能人気分で、書店入り口でウロウロする。そこで「え…もしかしてセールス・イズの今井さんですか?」なんて素敵な女性に声をかけられるドラマチックな展開を妄想する。
…当然、そんなことは起きない。
ストーカーの如く、しばらく売行きを見ていると、私の本は全然売れず、“リュウジの至高のレンジ飯”ばかり売れるではないか。
つられて(なぜか)私までリュウジの料理本を買ってしまったのだが、これが確かに良い。
売れるのも納得だ。
ちなみに人生で5回くらい、今井さんってリュウジに似てますよね、と言われたことがある。
確かに私の日常的なテンションはあんな感じだ。
さて、話しを戻そう。
実態はどうあれ、結果としてデビュー作がベストセラーとなったという事実は、やはり私の日常に変化とインパクトを届けた。
わかりやすいのが、知名度の影響範囲だ。
本が売れたという事実は、地方やSaaS以外のビジネス層、そして大手企業にも認知を高めるきっかけになった。
もっとわかりやすい皆が好きなゴシップ的な裏情報をお伝えしよう。
本が売れると確かに「昔の知り合いから連絡が来る」というイベントがある。もう一生会わなかったかも知れなかっ“あの人”から、突然SNSで連絡がくるのだ。
うん。エモい。
ただ残念なことに、初恋だったあの子から連絡が
…ということはまだない。
これからの楽しみにとっておこう。
まあ、ただ色々思うところはあって。
たまたま本が売れたくらいで、調子には乗らないでおこう…とは強く思う。
著名人の中には、残念ながら時々尊敬できない横柄な人と出会うことがある。
このような場面に遭遇すると、私の中のリトル・イマイは『お前覚えとけよ?俺にしたこと、忘れんなよ?』という感情になる。
私も1人の人間だ、こういう感情を持つことを許して欲しい。
ということで「あがっちゃってる」自分にはなりたくない。そんな気持ちで2022年は始まった。
営業の祭典
2022年3月に私は1つの夢を叶えた。
JapanSalesCollection2022という、営業の祭典を開催だ。
このイベント、世界的に権威のあるメディアの日本版である「Forbes JAPAN」とコラボレーションした祭典で、平たくいえば『その1年間の日本No.1の営業会社を決める』コンテストだ。
Sales is cool . 営業はカッコいい
という私の“夢”を実現するための、私の肝いり企画だった。
結果としてこのイベントは、大・大・大成功。
営業専門イベントとしては異例の4000名を超える集客を実現し、SNSのタイムラインでも話題になっていた。
そんなドラマだらけのjscは2023も開催するので是非見てほしい。いや、絶対見てほしい。↓
社長交代。かわるセレブ
私とセレブリックスをとりまく2022年の一大ニュースといえば「社長交代」だろう。
セレブリックスを古くから知っている人は、セレブリックスを「リクルート出身の経営陣が編み出した営業コンサルを中核とする企業」と認識してる人も多いのではないだろうか。
なぜならWikipediaにそう書いてあるのだ。
この経営者交代によって、実は代々受け継いできたリクルート出身の経営者という血筋は途切れたことになる。
新代表になったのは、私の写真でも度々登場する北川和毅さん(40歳)である。
40歳という若さで1200名の会社の社長だ、本当に尊敬するしサポートしていきたいと決心した。
なお、北川さんはお笑い芸人の宮川大輔さんにソックリと界隈では有名だが、セレブリックスのYouTubeのコメント欄に「宮川大輔より宮川大輔顔」と書かれていたのは流石に爆笑した。
また4月の経営体制変更と呼応する形で、私が在籍するセールスカンパニーもリブランディグしている。
私たちセレブリックスセールスカンパニーは、セールスエージェンシーとして、 Be The HOPE(営業の希望となる)をパーパスとして再出発した。
このように、私たちセレブリックスにとっては「普通じゃない2022年」だということがお分かりいただけると思う。
ちなみにこれは本邦初公開だが、CMOという役割は私の希望でいただいた。CROでも副カンパニー長でもあるのだが、昔からCMOになりたいという夢を抱いていたことや、執行領域としてマーケティング活動にコミットする、という信念と覚悟からこの役割をいただくことにした。
私はセレブリックスは勿論のこと、法人営業という市場を再発明するのだ。押忍。
CEOと交わした約束
セレブリックスの知名度が上がることで予期せぬエラーが起き始めた。
ある日、セレブリックスの営業コンサルティングや営業代行を売る、アカウントセールスのマネージャーであり、セレブリックス2年連続全社MVPの能村君からこう言われる。
「今井さん、もっと俺のこと褒めてください。」
おやおや?
一体何ごとかと思い聞いてみたら、彼の主張はこうだ。
なるほど、確かにそれはそうだ。
元来サイコパス気質を持つ私としては、「そんなの当たり前でしょうが、セールス・イズの売れ行きに関わらずセレブリックスなら出来て当たり前でしょうが。アーユーアンダスタンッ??」的な感じではあるが、確かにセールス・イズ含め営業ノウハウ『顧客開拓メソッド』の理解や実践には習熟度の差があるのは事実だ。
同時期にカンパニーCEOの松澤さんからも、今期(今年)はセレブリックスの社員に、今井の経験や体験をもっともっと浸透させる1年にして欲しい。とお言葉をいただいた。
やったろうじゃん。
ということで今年はインターナルマーケティングを意識して活動した。
とはいえ私の身体は1つ。
1人ひとり全員に研修や1on1トレーニングする訳にもいかない。
「セレブリックスでしか得られない」極上の体験をどうやったら提供できるのか…?を考えた。
そこで初めてたのが #今井朝礼 という、朝8:30にカンパニー全社員のチャットグループを朝礼形式で小ネタを届けるというものだ。
(他にもやったが今回取り上げるのはコレ)
この #今井朝礼 という取り組みを毎朝欠かさずやるのがなかなかタフだった。
しかし社員が本当にこれをよく見てくれていて、チーム毎のディスカッションや日常の営業活動に取り入れてくれている。
私がへこたれる訳にはいかない。
Twitterに、NewsPicksに社内朝礼と立派なアウトプットジャンキーになっていった私だが、携帯電話の入力などで慢性的な首のコリに悩まされている。
2冊目「されたい」営業
2022年のトピックとしてあげたいのが、単著としては2作品目の、お客様が教えてくれた「されたい」営業の発売だ。
セールス・イズが『営業視点』のセールスメソッドだとすれば、本作品は購買者1000名に聞いた、お客様がされたいと答えたことを解説していく書籍である。
えっ…買ってないって?!
今すぐAmazonにGOだ。
話はそれからだ。
1000名の購買者アンケートでは、「やっぱりそうか…」という、予感を裏付ける事実もあったし、「あれ…え、マジ?」と予想外のお客様側の意見も見てとれた。
偉そうに顧客視点を語る暇があったら、どうぞこの本でお客様の声を聞いてもらうのが一番だと思う。
さて、本noteでは恒例の裏話シリーズだが、この通称“されたい営業”は当初の計画よりも発売日が随分と遅れている。
日頃から、執行役員としてCMOとして、組織のサラリーマンをこなしながら執筆するというのはなかなか骨が折れる。(いつか本を書きたいなら覚悟しておくといい)
僕の場合は、副業ではなくセレブリックスのマーケティングもといプロモーション活動を「本」を通して行っているだけなので、インセンティブが入るわけでもないし、仕事の性質としては「緊急ではないが重要な仕事」に分類される。
そうすると日々発生するマネジメント業務や、緊急かつ重要な仕事と比較した場合に、どうしても優先度を落としがちになる。
とはいえ、執筆において遅れが出て出版社に迷惑をかけたり、執筆時間確保のためにスケジュール調整が難しくなったりと、色んな方面に迷惑をかけたことを謝罪したい。
ファンタスティック
私の2022年で最も変化がわかりやすかったのが登壇させていただいたイベントとメディアの数々である。
これでも2021年に比べると、ウェビナーやイベントに登壇する機会は減らした。
それでも、大きなイベントに沢山ご招待いただけたことで「今井晶也」を沢山広告に使ってもらえた。結果としてとてつもなく露出量が増えたのだ。
愛のあるディスりとして、初対面の方に挨拶をさせていただいた時に、
こうした出来事を真摯に受け止めて、私の通り名を「タイムライン芸人」と名乗ることにしました。
でもこれも1つの特権だ。広告として使っていただけるうちが華だと思って、これからも皆さんのタイムラインを占有しようじゃないか。
⚫︎Forbes JAPAN スーツ特集
いつかForbes JAPANに出たい。
私の夢のひとつは、まさかのスーツ特集で実現された。もはや伝説のネタとなった、超絶ナルシストポーズ。このポーズをドヤ顔で出来るのは私か名探偵コナンのどちらかくらいだろう。
これからの人生、恐らくここまで決めキメで撮影することなんてないと思うが、このブルックスブラザーズのスーツが似合うようなナイスミドルになりたい。
⚫︎日経テレ東大学×DMMオンライン展示会
忘れもしない、少し遅れた夏季休暇。
イベントチームのメンバーから「すごいのからオファーから来ました。無理は承知でこのイベントの出演の検討をお願いできませんか…??」と連絡が入る。
こう見えて休み大好きな今井は、このオファーに対して「ムリ!!冒険にいく」と即答。
しかし粘るイベントチーム。
「登壇社者の方々が凄いんです、⚫︎⚫︎さんとか××さんとか、とにかくもう△×※→★#‼︎」と。
この時点で、「無理は承知で…」なんて全然思っていない。(こういうの好き)
ピーチクパーチクご機嫌なことだぜ…と思いながら登壇者を見ると…
2秒後には、「出る」と前言撤回。
この時を振り返って、今井氏はこう語る。
私が参加したセッションは、最強営業術的な内容だったと思うが、テーマは特に覚えていない。
とにかく、登壇者のキャラクターが凄かった。
送りバントの代表で職業プロ営業師の高山さんと、日経テレ東大学の顔、高橋さんと対談した。
営業以外の方も沢山見るこのイベントで、「え、なんか今の営業ってなんかカッコいいじゃん?」って思えて貰えてたら嬉しい。
ちなみに私は、東京が産んだ営業モンスターという称号をいただいた。(優しそうな顔をして蛇のようにかぶりついて丸呑みするからだそう。)
⚫︎UpdataDX2023
皆さんはウイングアーク1STさんが開催する、Updataという大型イベントをご存知だろうか?
実は何を隠そう、私がこれまでに最も刺激を受け、嫉妬したイベントだ。いつかこんなイベントを開催したい…登壇したい…という、私にとってBtoBイベントのシンボリックな原体験がUpdataなのだ。
このイベントを仕切るのがウイングアーク1STの久我さんだ。(今もそうかは定かではない)
久我さんと出会って3年以上経つが、久我さんはセレブリックスが無名の頃から偏見なくお付き合いしてくれた。そんな久我さんから、Updata登壇のオファーが来たのだ。
これは私にとって大きな意味を持つ。
かくして私は遂にUpdataDXに登壇できた。
登壇が始まってからは、いつものように東京が産んだ営業モンスターを発揮してやった。
…群馬育ちだけどね。
他にも普通では中々味わえない体験を沢山させていただきました。それぞれ画像と共に振り返っていこう。
⚫︎群馬DX2022
⚫︎ボクシルエキスポ
⚫︎S1グランプリ
⚫︎沖縄の大学での講義
⚫︎2冊目出版記念イベント@梅田 蔦屋書店
紹介したイベントはほんの一部だ。しかし、これらの登壇したイベントやメディアを振り返るだけで、どれだけファンタスティックな2022年だったか、きっとわかってもらえる筈だ。
2023年の抱負
弊社は3月が期末なので、基本的には20××年の目標というよりは、××期の目標として予算や計画を立てることが多いのですが、折角なので決意表明を。
2022年には、セレブリックスから3つのプロダクトをリリースさせている。これを育むことこそ、私の2023年の関心毎だ。
⚫︎Engine
Forbes JAPANとセレブリックスのコラボメディアEngine。成長著しい企業の裏側にある、営業やマーケティングのエンジンをご紹介する情報メディアである。
⚫︎Giftoo
アポイント1件から依頼できる、セレブリックスのセールスエージェントネットワークを活用した、リファアル型営業代行。
⚫︎SQiL CareerAgent
ブラックボックスになりがちな、営業スキルを可視化し、スキルマッチングを図ることで後悔しない転職活動を応援する人材紹介サービス。
これらの他にも今年は、メディア型の営業コミュニティを公開予定だ。最高の情報提供を実現できる構想がある、期待していて欲しい。
また、個人的にセールスエバンジェリストとしての研究や調査としても新たな分野に着手もしたい。
・営業職業別のスキルと適正の研究
・仮想空間における営業と購買
・AIの加速による営業との棲み分け
この辺りは、未来の営業という概念をつくる上でも調査していきたい。
今年はいよいよ40歳
このnoteは仕事人としての書き物のため、プライベートな話や家庭の話はほとんど登場してこないけど、いよいよ今年40歳になる。
二児の父親としても、ナイスミドルを楽しむためにも、健康・体重・美容(ゲーハー対策など)には気をつけたい。
普段偉そうなことを言っているが、プライベートでは「パパもっとよく噛んで食べて!」と息子にすら指摘される始末。当面はよく噛んで、ゆっくり食べるを目標にしよう。
人生を味わう、人生を楽しむ。
悪いけど日本一40歳をハツラツと生きるのはこの私だ。と、リトル・イマイが言っている。
ということで最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
2023年1月吉日
(株)セレブリックス 今井晶也