見出し画像

食事制限と睡眠



僕は食事制限しておらず、食べたいものを好きなだけ食べるような生活をしています。

食事のタイミングも午後3時以降であればいつ食べてもいいルールに沿って食べています。


しかし、たまに勉強や読書に集中しすぎて食べるのを忘れるときがあります。

それが何日も続いていると、朝の目覚めがかなり悪く、短時間で目が冷めてしまう状態が続きました。


朝の目覚めは、主にコルチゾールというホルモンが上がってくることで生じます。


このホルモンは、特に血糖値を上げる作用もあります。人体としてストレスがあるときにあがるホルモンです。


僕の状態は病的ではありませんが、病的な空腹状態(いわゆる拒食症=神経性食思不振症)では、コルチゾールの分泌量が上がることがわかっています。

僕は直接睡眠について問診したことはありませんが、

睡眠が阻害されていて病院に来る方もいます。もともと精神的に落ちている方が多いので、そのせいもあるかもしれません。


血中のコルチゾールは平均して、数マイクロg/100mlなので影響は少ないかもしれませんが、

神経性食思不振症ではこれくらい、コルチゾールは上がることがわかっています。

(起床時のコルチゾールは10マイクロg/100mlほどあがります)

https://academic.oup.com/ejendo/article-abstract/189/3/S65/7260772?redirectedFrom=fulltext


睡眠医学の専門家とディスカッションしていても、やはりコルチゾールがあがったり、アドレナリンなどほかの血糖値上昇のホルモンが上る可能性があり、それらのホルモンは覚醒も促す可能性があるため、食事制限すると睡眠が阻害される作用はやはりあるのではとの結論に達しました。


僕はダイエットしているわけではありませんが、食べるの忘れても睡眠のために食べるようになってから睡眠の質がガクッと落ちることがほとんどなくなりました。


ダイエットの方はお気をつけください。