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「くろいの」と女の子が過ごしたひと時に心躍りました≪絵本感想文≫

こんにちは。地方公務員をしています、にこです。


今回は「社会人にも寝る前絵本のススメ」シリーズです。きっかけは以下の記事をご覧ください。


書誌情報

『くろいの』
作:田中清代
出版社:偕成社
発行年:2018年


あらすじ

ひとりで帰るいつもの道で出会った、不思議な生き物

女の子がひとりで帰るいつもの道。大きな目をした不思議な黒い生き物に出会いました。塀やバス停、お花屋さん、女の子の歩く道の途中で。その“くろいの”はいつもひとりでぽつんとすわっています。どうやら他の人には見えていないみたい。

「ねえ、なにしてるの?」

思いきって声をかけたら、コトコトコトっとおりてきて、まるで道案内をするように歩きだしました。塀の穴をくぐってたどりついたのは、大きなお庭のある平屋のおうち。なにも話さない“くろいの”ですが、ふたりはなんだか通じ合っていて……。

いっしょの時間をすごすうちに、女の子の表情は、はじけるような笑顔につつまれていくのでした。

出版社HPより


感想

素朴なタッチの女の子と、シュールなタッチの「くろいの」のギャップに惹かれて、借りることにしました。


見た目は超シュール。だけどやたら親切な「くろいの」。


平屋のおうちに女の子を招き入れると、なんとお茶を出す(笑)


この場面は声を出して笑いました(笑)


不思議な物体「くろいの」と女の子が過ごした楽しいひと時に、わたしも心が躍りました。


この感じ、何かで経験したことがあるなぁと思ったのですが、


「となりのトトロ」を思い出しました。


あの何とも言えないワクワク感を味わうことができます。オススメの絵本です。




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