Nikon D850が買い時な話
いま、D850が熱いです。ポイントをまとめてお知らせしたいと思います。基本的には、筆者が購入を悩んでいるZ8との比較になります。
Nikon D850とは
2017年9月発売のニコンデジタル一眼レフの既製品機種です。有効4575画素と高画素ながら最大7コマ/秒、高信頼性が話題となった機種です。D6を持て余す、もしくはじっくり撮りたいなどのニーズがハイアマ層にマッチし、とてつもない話題と人気がありました。なお、筆者はこの2代前のD800Eをずるずる使い続けています。
いま、Nikon D850がどんな人に向いているか。
いろいろ調べて、いまD850がどんな人を幸せにするか、筆者はこう考えました。
DSLR機の生産終了前にアップデートしたい人
Fマウントレンズをメインで使う人
光学ファインダー(OVF)が合っている人
比較的安価に高級機種を使いたい人
上記4点が少なくとも挙げられます。掘り下げていきましょう。
理由①DSLRの生産終了前にハードアップデートした方が良い
DSLRとはデジタル一眼レフレックスのことであり、ニコンだと以下の4機種が既製品です。カメラ内にミラーがある製品ジャンルです。これに対して、ミラーがないのがZ8などミラーレス機です。
・・・なんてご存知ですよね。すみません、念のため。
このDSLR群ですが、2020年6月のD6発売を最後に3年以上が経過しています。また、日経新聞が一眼レフの開発終了を報道しています。(ニコン側は報道否定も、”開発”についてノーコメント)
今後DSLRの発売は期待できないとすると、いまお手持ちのDSLR機を最終アップデートすると安心ですね。電子機械は急に壊れるので、修理代を考えると購入も悪くない投資です。また、次の項目にもつながりますが、ミラーレス機には無いDSLRの価値は確実にあります。
理由②Fマウントレンズをメインで使うのに適している
ニコンには複数のマウントがあります。なかでもFマウントには底の見えない深海のように、深い深い歴史と種類があります。メーカー・ユーザー問わず携わってきた先代の方々には頭が下がります。特にニコンのフィルムカメラおよびマニュアルレンズをお持ちの方は、そのレンズ資産を生かしデジカメ対応するためにはこのD850が良いかもしれません。
一眼レフ機D850とミラーレス機Z8ではAF・AE等の機能に結構差が出ます。メーカ公式の案内の他にも重要な点があり、これが筆者が当初予想していたより影響が大きいです。以下に整理します。
3種類紹介しましたが後半の2つ「AFレンズ(G/D)」と「AI-S等非CPU」に特徴が見えます。やはりFマウントレンズにはFマウントボディのD850の方が相応しいことが分かりました。
筆者としては、AFレンズ(G/D)の【AI AF Micro-NIKKOR 60mm f/2.8D】でフィルムのデジタライズを行うものですから、AFは欲しい。また、各MFレンズ資産(AI-S等非CPU)があるので、D850の方がMF操作しやすいことが分かりました。
理由③光学ファインダー(OVF)
これは言わずもがな、ですね。フィルム、デジタル問わず一眼レフ機は光路差がほぼ無い光学ファインダーが1番の特徴です。「光路差が無い」というのは、撮影用の光のとおる道とファインダーへの道が同等という意味です。一方のミラーレス機はデジタル処理を介した電子ビューファインダーです。人によって好き嫌いがあると思いますが、液晶画面ではなく生の光を見る光学ファインダーを好む人が多いのではないのでしょうか。
理由④D850はいま、比較的安価に入手できます
単刀直入に言うと、キャッシュバックキャンペーンが開催中です。
Nikon Creators 応援オータムキャンペーン 2023.10.27~2024.1.9
対象製品を購入後、指定方法で応募することで必ず現金等でバックされます。変な勧誘や個人情報目的ではなく、定期的に各社行う販促の一種です。D850のキャッシュバック額はなんと50,000円!筆者が見た中で過去最高のキャッシュバック額です!
キャンペーン初日10/27の価格.com最安で計算すると、
D850ボディ294,915円 ー CB額50,000円 ≒ 245,000円
D850発売時最安の358,793円と比較すると、なんと11.3万円も安く入手ができます。ただし、現在(11/12)は最安が34万近くまで跳ね上がっています。これは本キャンペーンの熱による一時的なものと祈りたいですね。
以上、4点からD850のオススメポイントを記載しました。筆者は上記と今後の展望を加味して、D850を諦めました。Z8をタイミング見て仕入れることとしました。これについてはまた後日。
最後までご覧いただきありがとうございました。
最後に
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