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[23卒]就活を始めて良かったこと

どうもあきたかです。
今回は23卒である私が、会社説明会やサマーインターンに参加する中で感じた、
就活をして良かったこと」について書いていきます。

はじめに

就職活動と聞くと、それだけで拒絶反応がでる方も多いのではないでしょうか。

実は私もその一人でした。

就活を意識し始めたしたときから、

本当にこんな俺が就職できるのかよ...
ガクチカってなんだよ、そんなもんねーよ

と感じていました。

そして実際に就職活動を始めてみても、
ESの推敲、ガクチカの見直し、自己分析、グループディスカッションなど様々なイベント目白押しで、本当に困惑したものです。

我々就活生は企業の人事に向かって、ただ薄ら笑いをし、媚びを売る。

日本の新卒採用は全く本質的ではない!もっと個人の良さを見てくれ!

そう思ったこともあります。

そんなこんなで、まだ学部3年の夏休みにも関わらず、開始早々シューショクカツドウに嫌気がさしてしまった私...

「きっと俺は社会不適合者なんだ...」

いつしかそう感じていました。
しかしあるとき、ふと思ったんです。


「俺って就職活動のおかげで成長できてる...?」

さて前置きが長くなりましたが、就職活動に嫌気がさしていた私が、なぜ突然就職活動をしていて良かったと感じ始めたのか、3つに分けて紹介したいと思います。

ビジネスマナーの勉強になった


まず一つ目は、ビジネスマナーの勉強になったということです。

これから社会人になるというときに、学生気分のままではいけないですよね。

言葉遣いであったり、話しのスピード、基本的な挨拶についてなどは、就活で鍛えることが出来ているなと思います。

また個人的に勉強になったのが、ビジネスメールのマナーとオフィスカジュアルの基準です。

ビジネスメールは、会社説明会やインターンシップ毎に企業とやりとりをするなかで、数をこなしていくうちに身に着き始めました。

そしてオフィスカジュアルの基準についてもです。

私が目指す業界の特性上、スーツというよりは私服で参加OKのところが多く、どんな服装でいくべきか悩んだものです。

しかし会社説明会やインターンシップの数を重ねるごとに、社員さんはこんな服装をしているな。腕時計があるとキリっとみえるな。革靴に似合う服装を買おう。と自然になってきました。

私は決しておしゃれに興味がある方ではないのですが、TPOをわきまえ相手に不快な思いをさせないために、自分の身だしなみを気を付けようという意識に変わるきっかけになりました。

色々な仕事があるなと痛感した


2つ目の理由が、世の中色々な仕事があるなと感じた点です。

業界研究をしていく中で、様々な業種を知っていきますよね。

そうすると当たり前っちゃ当たり前なんですが、本当に世の中には色々な仕事があるなと思ったんです。

noteを執筆するにしても、noteを運営している方、ネネネットを繋ぐ仕事、モニターやキーボードを作る会社、朝食べた食パンを作っている仕事など、様々なものに支えられています。


少し前大ヒットした「君たちはどういきるか」にも出てくるコペル君も言っていた、
「人間分子の法則」も、まさにこのことを表しているのだと思います。

それと同時に人事の方が面接で、たくさんの業界、会社があるなかで、なぜ弊社を選んだのですか?とが聞きたくなる理由も分かった気がします。

そこの「なぜこの業界で、この会社に?」という点を深堀りしていって、はっきりと答えられるようになった人から、内定が決まっていくのだと思います。

自分の人生について本気で考えるようになった


最後の理由として、就活を通して自分の人生について本気に考えるようになったということを挙げます。

正直これが就職活動をやっていて、一番良かったと思える点です。

というのも、私自身が大学生になって就活に取り組むまで、周りの人間を意識してばかりの人生を送ってきたからです。

高校受験も、周りが進学校を目指しているから、進学校を目指し、(結果落ちた)

大学も親が就職安定したところが良いと幼少期から言われていたから、
一生食いっぱぐれることはないだろう...
と医療系の大学に行ってみたり...

確かにその過程で得た経験は非常に私の糧となってはいますが、とても自分の人生は歩めているとは言えなかったんですね。

そのため就職活動という人生の節目を通して、自分のこれからの人生について本気で考えるようになったのです。

自分はどんな事が好き?何に向いている?そもそもなんで就職するの?


そんなことを考え、ときには哲学的な方向に行ったりと紆余曲折しながら、現在は奮闘しているところです。

同じ23卒、そしてそれ以降の学生たちに向けて  


まだ就職活動中のひよっこの私が偉そうになにを言うんだという感じではあるのですが、
サマーインターンも終盤に差し掛かった中で、同じ23卒や24卒以降の人に伝えたいことがあります。

それは、就職活動はなるべく早く始めた方が良いということ。

これは残りの学生生活を、ESやGD、面接対策に費やせと言っているわけではありません。
遊んでいるときも勉強もしているときも、
『心のどこかで就活に意識が向いている状態を早めにつくる』
ということです。

今私が様々な業界について調べて、インターンに行って経験を積めているのも、
人より早く行動できたからだと思っています。
きっとこれが来年の3月とかだったら、

とりあえず内定を貰わなきゃ

という一心で、自分の心を置き去りにして就活をしてしまうと思います。

そして無事に企業に内定を頂けても、

「本当にこれで良かったのかな」

と後悔し続けるでしょう。

事実YouTubeにも、新卒1年目で転職してみた系の動画たくさん上がってますよね。

もちろんそれが悪いといってるわけではないです。

でもどうせなら私は、悩みに悩んで、出した結論をもとに就活を進めていきたいのです。

悩みに悩んで就活したから、就活がうまくいくとも限りません。
だけどそのときの自分が本気で考えて出した結論だとしたら、後悔はないだろうなと思います。

たかが就活、されど就活。

この就職活動自体が、人生を大きく左右するわけではないけど、

私は就職活動を通して、初めて自分の人生のスタートラインに立つことができました。


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