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地域創生活動に全力だった学生が業界NO.1のタクシー会社を選んだ理由【24卒の就活体験記】

ご乗車ありがとうございます。
日本交通(株)新卒採用担当です。

2024年4月、新卒でタクシー会社に入社した彼・彼女たちは今、順次研修期間を終えて現場でデビューしています。私たちの新卒採用チームにも13名の新入社員が配属され、学生さん対応をはじめとした責任ある仕事を担っています。

今回は、そんな新入社員にインタビュー。就活時代の振り返りや日本交通へ意思決定した理由、ぶっちゃけ入社後にギャップはあった?などなど、赤裸々な本音をお伺いしました。

Yさん(2024年入社)

近畿大学 経営学部 会計学科
新卒採用チーム配属

学生時代

福井県の小浜市に生まれ、高校まで過ごしました。大学は大阪にある近畿大学へ進学。
学生時代の頃は積極的に色々なことにチャレンジするタイプで、特に高校時代は地域創生活動を頑張りました。

地域創生活動に興味を持ったきっかけ

地元の小浜は、知っている人は知っているけど、知らない人は全然知らない場所です。自分的には様々な魅力がある街なので、もっと多くの人に知ってもらいたいと思ったからです。

地域創生活動の内容

高校生企画の責任者として提案から実行まで行いました。地域創生には若い人の活気が必要だと感じていたので、企画の実行者も高校生まで、来場してくれる人も高校生までという、若者だけですべてが完結するようにしました。

実際に地元の中学や高校に協力依頼をかけ、大まかな構成の担当をしました。

具体的には地元の高校にお願いをして、海が見える棚田にステージを設けて書道パフォーマンスを実施したり、海辺の綺麗な場所でかるた大会などを行ったりしました。廃校になった小学校で軽音部のライブも開催しましたね。

実際に書道パフォーマンスが行われた会場

高校生企画の裏話

地域創生活動に所属をしているのが、自分以外はみんな大人ばかりの環境でした。経営者の人も結構多くて。活動の定例会議の中でも、お金の話がめっちゃ飛び交うんですよ。地域創生事業も結局最終的に1000万ぐらいの赤字が出ちゃって(汗)

周りの人は事業の振り返りの話を専門的な知識で語ってたんですけど、当時高校生だった自分には会計の知識が何もなかったせいで、その話を聞いていてもちんぷんかんぷん。
やっぱり、お金の動きを理解できるのってすごい!事業を成功させる過程でとても大事なことなんだなっていうのに気づきました。

地域創生活動イベント時の時の記念写真

就活時代

地域活性化や観光や旅行に何かしらの形で携わること・ 人に感動や笑顔を与えられることを軸にし、旅行業界に絞ってエントリーをしていました。

また、地域創生活動で培ったコミュニケーション能力や企画力や行動力を生かしたいと考えていました。

特に旅行業界NO.1の企業が本命で、インターンシップもその企業しか行かなかったくらい、当時は本気でその企業を目指していました。

日本交通との出会い

観光をやってる会社に視野を広げた時に、日本交通がヒットしたのがきっかけです。

観光業界は新型コロナウイルスの影響でずっと新卒採用を停止していたのですが、自分たちの就活の時からやっと復活したんですよね。
もともと人気の業界だったので、その反動で倍率がとんでもないことになっていました。実際に1回の説明会で3000人来るみたいな(笑)

だから旅行業界大手だけに絞るのはさすがにリスクあるなって思って視野を広げていました。

日本交通に入社を決めた理由

日本交通に初めて内定をもらってからも就活は続けていました。
結局、内定をもらった企業は日本交通と旅行業界の2社。

でも、旅行業界で一番行きたかった企業の最終選考は落ちてしまいました。業界圧倒的NO.1で僕にとっては一生変わることがないくらい絶対的な企業なのでめちゃくちゃショックでしたね。

ずっとその企業に入社したいと思って就活をやってきたのに、他の旅行系企業に入ってもその企業をいいなと思って働くんだろうなと予感していました。だって、業界NO.1ってかっこよくないですか(笑)

そう思うくらいなら、別の業界でもいいから業界NO.1の会社に入りたいと考えるようになりました。

日本交通については内定者イベントにいくつか参加をしていて、社員さんの人柄が圧倒的に素敵で惹かれていました。

というのも、企業で働く上で人間関係は大切だと考えていたからです。絶対日本交通なら楽しく働けるやろうなとイベントを通じて感じたことも大きな決め手になりました。

運転について

運転については不安は不安やったんですけど、担当人事から「ペーパードライバーでも大丈夫だし、免許持ってない人でもいっぱい入社している」という情報を事前に聞いていました。じゃあ大丈夫かっていう感じでしたね。

勤務地について

学生時代に住んでた大阪が大好きになってしまって、実はずっと関西配属を希望してました。ギリギリまで大阪配属あり得るかもみたいな話だったんですけど、結局東京配属になっちゃって。

大阪も東京もどっちも都会なので、都会に行くっていうことに関しては、不安じゃなかったですね。

入社前の不安

業界NO.1の企業で働くっていうプレッシャーがありましたね。
しかも、新卒採用担当をやるんだって。
今まで就活していた立場なのに、4月からは学生さんをサポートする立場というのもあって、自分がふさわしいんかっていうのもありました。

ちゃんと学生さんのお手本になれるのかという不安はすごくありましたね。

入社後ギャップ

それこそなくて。 日本交通の社員さんが優しかったのは、自分が「学生」と「社員さん」っていう立場やったから、っていうのもあるんかなと思っていました。でも、学生の時の対応と全く変わらなかったんで。

人柄に惹かれて入社したので、そのまんまやったなっていう感じです。

乗務員に向けての目標

EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)®のキッズタクシー乗務員を目指したいと考えています。

中学生の頃までは保育士か幼稚園教諭になりたいなと思って、職場体験でも保育園を実習先に選ぶくらいに本気で目指していました。でもどうしても対応が難しい子供いることに気が付いて、仕事にすると絶対病むって思って、保育士の道を諦めました。

学生時代は観光タクシーのことしか知らなかったのですが、実際にこの部署に来てキッズタクシーがあることを知りました。子供が好きっていうのは根本にあり、今までの経験もあって、今はキッズタクシー乗務員を目指しています。

後輩へのメッセージ

就活を終わって振り返ってみると、自分と向き合うことが凄い大事やなと。

自分の場合はやりたいことが決まっていたんですけど、それに向けて今まで何をしてきたのかとか、どんな困難を乗り越えて成長してきたのかとか、どんな環境であれば自分の本領が発揮できるのかなど言葉にするにはとことん自分と向き合う必要があると思います。

その過程の中で、自分の足りないところやダメなところも同時に見えてくることがすごいしんどかったです。

自分は一人で抱え込んでしまうことが多かったんですが、頼れる先輩や先生・友達など、誰でもいいので相談をしてほしいです。

嫌になることもあると思うんですけど、重く捉えずに、たまにはリフレッシュしながら、いろんな人のことも頼りながら進めていってほしいなって思います。

Yさんの好きなキャラクターで常に身に着けています。おぱんちゅしか勝たん

Interview、Text:こじこじ



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