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金融庁が点検、ファンド向けつなぎ融資 海外で大手行中心に増加


金融庁は、増加傾向にあるメガバンクなど大手行による海外ファンド向け融資の調査に乗り出す。ファンド向けつなぎ融資である「サブスクリプション・ファイナンス(サブファイ)」が焦点の一つになるとみられる。同庁関係者は、「3メガを中心に残高を増やしており、一つの成長分野」との認識のもと、実態を把握したいとする。

同庁は、9月27日に2024事務年度金融行政方針の「実績と作業計画」を公表。主要行などの海外ファンド向けファイナンスについて、「今後の信用リスクへの影響を含め、各行のリスク管理態勢についてモニタリングを行う」とした。

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