銀行、変わる接点 店舗利用頻度が低下 スマホアプリ伸び顕著
銀行の顧客接点が変わってきた。全国銀行協会が8月に実施した調査によると、月に1回以上窓口を利用する人の割合は23.9%で、2018年調査に比べ3.6ポイント低下した。一方、スマートフォンでインターネットバンキングを月1回以上利用する人の割合は30.5%となり、6年前から17.7ポイント増と大きく伸びた。
シニア層の店舗に対するニーズは残っているものの、単純な手続きはスマートフォンアプリに代替されつつある。特に30~40代男性のアプリ経由の利用頻度が高く、その割合は4割を超えた。
ただ、「金利ある世界」が戻り、個人顧客の接点として店舗の重要性は再認識されつつある。大手行では新たなコンセプトを打ち出し、商業施設などの顧客の生活動線に出店する動きが相次ぐ。営業時間も平日夕方や土・日曜日、祝日といった時間帯まで広げ、現役世代の来店を促す。
ここから先は
433字
/
1画像
¥ 330
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?