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潮目変わる個人預金 国内銀、伸び率1%台 信金、初の前年割れ
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増加を続けてきた金融機関の個人預金残高が潮目を迎えつつある。インフレ局面の継続や少額投資非課税制度(NISA)拡充で、低利の定期預金などに歩留まっていた資金が利回り優位の金融資産に流れているためだ。日本銀行の統計によると、国内銀行の9月末時点の年間増加率は1%台に鈍化。信用金庫の9月末残高は初めて前年同月を割り込んだ。経済・金融環境の変化が個人マネーの新たなトレンドを生んでいる。
国内銀の個人預金残高は9月末で570兆4122億円と前年同月比9兆円(1.6%)増えたが、伸び率は過去最低水準(1.2%)に迫る。24年3月末からの半年間では2兆4000億円(0.4%)の増加にとどまった。信金の9月末残高は120兆3408億円と前年同月比705億円(0.06%)減少。半期(3、9月末)調査統計でさかのぼれる1965年以降で初めて前年を下回った。
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