「考動改革」に全力 きらやか銀・西塚次期頭取
9月27日に、きらやか銀行新頭取に就任予定の西塚英樹取締役(52)。経営再建策や公的資金返済への道のり、行内改革、預金増強の考え方など経営方針を聞いた。
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――就任の抱負は。
「地域金融機関として地元をよく知る者としてトップを託された。重責だが覚悟を決めて引き受けた。お客さまからは歓迎の声が多く、ご期待を裏切らないよう、問題意識を持って改革に取り組む」
――公的資金の返済も課題だが。
「2009年にじもとホールディングス(HD)を通じて当行に注入された公的資金200億円は、当初返済期限の9月30日から13年後の37年に返済を延期するよう国と協議中だ。策定中の経営強化計画の中で具体的な道筋を示したい。同時に当行の3カ年中期経営計画も発表したい」
――行内改革の取り組みは。
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