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市場徒然歩記

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直居敦が「見て」「歩いて」「感じた」ことを書いてます。「朝エクスプレス」では毎日誰か、興味深いゲストをお迎えしています。番組は朝からせいぜい午前中。午後からは打ち合わせにいったり…
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#株式市場

「奇妙な楽観」か?「予想通りの波乱」か?――金融不安の中での株式相場堅調

3月20日(月)-24日(金)の日経平均株価は週間で0.2%上昇とほぼ横ばい。一方ダウ工業株30…

日経CNBC“銘柄大賞” 2022――最も印象に残った銘柄は?

年末年始をはさんで、「日経CNBC“銘柄大賞” 2022」というアンケート調査、投票を行いま…

下期市場に高い不確実性!?ーー2軸で読むFOMCの政治・経済学

2021年上期、最大の市場イベントだったかもしれない。6月15-16日の米FOMCから約2週間を経…

今年のマーケット、漢字一字で表すと?

日経CNBCで視聴者の方にご協力いただいて実施している投資家サーベイ。株・為替の相場観や注目…

一気に2万6000円近辺へ! スピード警戒も需給面では“若い相場”

びっくりするような上昇相場です。先週、米大統領選の不透明感後退に新型コロナワクチン期待が…

駆け上がる日本株 需給面で2つの支え

先週(9日―13日)の株式相場はグローバルに強い基調が続きました。日経平均株価は12日まで8日…

バイデン勝利でも根強い不透明感――米国覆う4つの「分断」

世界が注目する米大統領選。開票当初はトランプ大統領・共和党の意外なほどの健闘が目を引きました。とはいえ、時間が経つに従って、郵便投票や都市部の開票が進むに従ってバイデン候補の優勢が鮮明に。日本時間8日(日)の未明、米などのメディアは、激戦のペンシルベニア州をバイデン候補が制したことで、「バイデン氏の当選確実」を伝えています。もっとも、トランプ大統領サイドは、かねて主張していた「郵便投票は不正の温床」の声を強め、訴訟や開票の中止を主張するなど、最終的な決着には時間がかかるかもし

米大統領選最終盤情勢――事実は小説よりも“危”なり!?市場の警戒感MAXに

米大統領選を目前に控えて、世界の市場が一段と不安定な動きを見せています。先週(10月26日―…

個人投資家に変化?--物色動向に影響も

世の中色々とありますが、なんやかやで堅調な株式相場。7月13日(月)も日経平均株価は493円99…

日銀ETF“異形の金融政策”特別補講――「B/S正常化へロードマップを」(中央大…

日銀のETF購入に関する問題については「日銀ETF“”異形の金融政策」として6月中に3回、…

日銀ETF“異形の金融政策”③ 10万円の次はETFを配っては?

日銀のETF購入について①信託報酬が高いほどシェアが大きくなっている問題、②3月16日(月…

午後の株式相場は風景一変――しばらくは“高ボラティリティー”覚悟を

15日(月)の株式相場は午前と午後で風景が一変しました。前引け段階では日経平均株価は121円9…

日銀ETF“異形の金融政策”②――広がる分かりにくさ

日銀のETF購入ペースはいったい今どのくらいなのか? 3月以降、分かりにくさが一段と広がっ…

FOMCは短期的な転機か?--米金利にらみの様子見へ

11日(木)の株式相場は朝から軟調ではありましたが、午後から下げ幅を急速に拡大する展開になりました。昼の時間帯に目立った材料、手掛かりがあったとは考えにくく、もし転機になるものがあったとしたら、やはりそれは9-10日に開かれた米FOMC(連邦公開市場委員会)ではないかと思います。 まずはFOMCのポイントをおさらいしておきましょう。11日の日経CNBC朝エクスプレス、マーケット・レーダーに出演いただいた三菱UFJ銀行の鈴木敏之さんはFOMCの声明とその後のパウエルFRB議長