22年12月スキ小説
仁木碧と申します。
2022年、本当にお世話になりました!
2023年もどうぞ宜しくお願い致します🎍
12月のスキ小説のご紹介です。
「スキ小説」とは、私が記事の「スキ」に対するお礼に設定している小説のことです。
詳しい説明はこちらをどうぞ。
先月のスキ小説
1.『掟上今日子の備忘録』西尾維新
ドラマ化された作品なので、「読んだことは無いけど知ってる」という方も多いと多います。
私がこの本を読み始めた切っ掛けは、今日子さんのビジュアルが好みだったことと、とあるネタバレです。
『掟上今日子』シリーズについて知りたいことがあり、調べようとしたら、とあるネタバレを踏んでしまいました。
でも、今回はこれが功を奏して「それなら読んでみよう」と思ったのです。
忘却探偵である今日子さん。
彼女の記憶は1日しか保ちません。
彼女の依頼人は、絶対に厄介ごとに巻き込まれ、行いを疑われてしまう隠館厄介くん。
今日子さんは、何故「忘却探偵」になったのか……。
シリーズ1作目です。
2.『むかし、むかし、あるところに死体がありました。』青柳碧人
私の推し作家。青柳碧人氏の作品です。
実は先月、別の記事でこちらの作品について詳しく書いたので、是非ともこちらをご覧ください。
めちゃめちゃめちゃ面白いです。
3. 『杜子春』芥川龍之介
小学生の時、授業で読んだ作品。
好きで、何度も読み返しました。
子供ながらに、「人間の心」を描くのが上手な作家だと思いました。
主人公の杜子春は、不思議な予言をする老人の指示に従って、大金持ちになりますが、数日で使い切ってしまいます。
すると、また彼の元に老人が現れ、大金持ちになります。
しかし、また使い切ってしまう。
でも、この杜子春という男は、ただ頭の悪い人間ではありません。
彼にはある考えが有りました……。
青空文庫にあるので、是非読んでいただきたいです。
4.『思い出のとき修理します』谷 瑞恵
谷瑞恵先生の描く恋愛が好きです。
主人公が恋愛に積極的じゃないところが共感出来ます(笑)
主人公の明里(あかり)は、美容師として働く28歳。
仕事と恋に疲れてしまい、引っ越しを考えていた時、子供の頃に少しだけ預けられたお爺ちゃんお婆ちゃんの家が空き家になっている事を知る。
賑やかさを失ってしまった商店街の中、時計屋さんとの出会いによって、彼女が蓋をしていた幼い頃の記憶が明らかになっていく………。
5.『七人の名探偵』
綾辻行人『十角館の殺人』発売から30年経った2017年に発売されました。
新本格30周年記念特設サイトはこちらからどうぞ。
綾辻行人, 歌野晶午, 法月綸太郎, 有栖川有栖, 我孫子武丸, 山口雅也, 麻耶雄嵩
以上7人のレジェンド作家が書き下ろしで「名探偵」を描きます。
どのお話も面白かったですが、特に私が好きなのは
山口雅也『毒饅頭怖い 推理の一問題』
我孫子武丸『プロジェクト・シャーロック』
です。
以上5冊でした!
おしまいです。
今年もどうぞ宜しくお願いします!!
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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