ドーナッツっていいもんだ
三宮の三番街にミスドができて毎日お客さんでいっぱいです。
1971年に箕面に第一号店ができた時、まだ結婚前の主人が家まで持ってきてくれました。
丸くて真ん中に穴の空いたドーナッツしかなかった時代にひねったのやら、シナモンのかかったのやら、中にクリームの入ったのやらとケーキと従来のドーナッツを足して2で割ったようなお菓子に家族で大喜びしました。
中にカスタードクリームを入れるなんてシュークリームに怒られません?と言う感じでした。
日頃は「男子たるもの甘いものなんぞ!」と言う大正生まれの父も「甘そうだけどせっかくだから」と一つペロッと食べでいました。
主人の株が上がったのは言うまでもありません。
見た目だけではなくさすがアメリカからやってきたスイーツは驚きの甘さとおいしさです。小さな時、センター街には舶来雑貨の店がいくつもあって、お菓子やら、髪留め、袋小物などそこは私のワンダーランドでした。
甘い=スイーツ=輸入品の感覚で、当時は舶来と言ってましたが、パッケージも可愛くて、スニッカーズはアメリカのマース社のチョコレートでヌガーにキャラメル、ピーナッツをトッピング。さらにミルクチョコレートで包み込むというこれでもかと思える悪魔のお菓子です。虫歯への道にまっしぐらです。
この年になってもたまにコンビニで見かけるとそっと?かごに入れます。
話が逸れました。ドーナッツ!私は必ず新商品が出てもフレンチクルーラー、ハニーディップを選びます。
どんどん洗練されて有名パティシエとコラボしたケーキのようなものも楽しいですが、ミスドのドーナッツは、私にはこれからもオールディーズでいてほしいと思っています。
こんな楽しい思い出が小さいころだけではなくて20歳手前からのことであることが、なんだかおかしいやら、精神年齢の低さを感じますが、甘いものには年齢がないということでしょうか?
昨夜は掟を破って暖かいハーブティーとフレンチクルーラーをいただきました。