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ニケと歩けば quarte-vingt-dix-neuf

今朝は柴の幼馴染が集まりました。

白柴、赤柴、ゴマとそれぞれ体の色は違いますが、みんな仲良しです。

大きさもそれぞれです。特にじゃれ合うこともなくそれぞれが好きなように過ごします。

白柴ちゃんはいつも飼い主たちの輪の中にいて耳を傾けて?います。

保護犬で人になつかず、いつも怯えた目をしています。

このグループは彼女を特別扱いせず、話しかけません。

少し歩み寄った時に名前を呼ぶくらいですが、それが心地いいのかこの時だけはお尻尾をクルッと巻いています。いい精神状態というのが分かります。

何ともいい柴犬距離と飼い主たちの扱い方でこんなにも犬たちがレラックスできるということが分かります。

子育ても通じるところがあるなーと思います。

子供が失敗する前に障害を取り除く親がいます。

子供に話しかけてもそばの親が答えてしまう。

この子は消極的で…。それはお母さんがそうしている。というのに気が付いていません。

親が考えすぎて誰のための選択かわからない親子もいます。

「手をかけるより目をかけよ」という子育てのコツを聞いたことがあります。

「親という字は木の上に立って見る!」なるほどなるほど。

子供の背丈の方が親より高くなって、親が見上げるような立場になると、分かっていても子供に偉そうに言われると腹が立ちます。

ぜーったい世話になるものかとも思うのですが、実際は少しずつ親の老化はばれています。私が思う以上かもしれません。

おとなしい老人になろうと思ってもまだまだその領域にたどり着くには時間がかかりそうです。

秘かに「これからはわがままで行こう」と思ったりもしてまだまだ迷える

年代です。

ふと犬たちを見るとニケは遠くをいつものポーズで、白ちゃんはそろそろ帰りたい様子。赤柴ちゃんはまだまだココがいいとばかりに飼い主の靴の上に体を預けて阻止します。

今日はいつもよりゆっくりした柴グループです。いつものおやつをくれるおばさんたちが来ないのを悟ったニケはゆーっくり伸びをしてブルっと埃を掃いました。帰ったらごはん!





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