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ニケと歩けば soixante-deux

今朝もコース最後の公園に着きました。蝉の声もスッカリ弱まって

夏の終わりを感じます。ベンチに腰掛けてボーとする日課もニケと一緒ならではのニュートラルタイムです。

今日はいつもよりカラスの数が多く、少し離れてそれぞれの木の上から、合図?を送っています。会話のようですが、殺気も感じます。

野良猫はいつもの顔ぶれ。

鳩は人間を怖がらなくなって、群れで寄ってきます。

突然大きな蝉が背後のクスノキから零れ落ちました。ひっくり返そうと立ち上がる何倍もの速さでカラスが急降下してくわえました。何度か上下に振ってあっという間です。これを狙っての待ち伏せだったのか!

迅速な行動に蝉を憐れむ間もありません。カラスにもカラスの言い分があるでしょう。

雲中公園

ココに住んでいる野良猫やカラス、鳩、スズメそして散歩にやってくる犬たちは幸せです。

夕方は子供たちの歓声があちこちで聞こえます。その時間の散歩は遠慮気味に隙間を通って抜けます。

朝、猫は木に素早く登って成果のない狩を鳩相手に繰り広げています。

スズメの雛は最近一回り親より大きくなって偉そうにしています。先にいる親スズメが地面で拾って雛のくちばしまで運びますがそれが永遠に続くのかしらと思うほどけなげです。

ニケはいつもの体制でそれらを遠巻きに眺めています。

時折ワン友がやってきますがその日の気分で尻尾のふり幅が違います。

堪能したのかお腹がすいたのか、今日は自ら家に向かって軽快な足取りです。

今日もいい日になりますように!




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