今年の香り2024
まだ11月だけど、今年使った香水を紹介していく。
1〜2月の香り
Maison Margiela Fragrances
オードトワレ Replica On A Date
瑞々しいブドウと優美なローズの香りと謳われる通り、トップノートはブドウが目立つ。フルーツというよりもキャンディとかグミとか人工的なブドウの香りに感じたけど、甘酸っぱくて可愛い香り。
ミドルからラストにかけて芳醇な香りに変わっていくので、ブドウがワインになっていくようなイメージ。結構こっくりして深めな香りに変わる。体調悪いと頭痛くなる。
秋〜冬にぴったりだなと思って使っていた。
これが不思議で、春になると何だか重たくて全然使わなくなってしまった。
3月の香り
Maison Margiela Fragrances
オードトワレ Springtime in a park
名前の通り、春の公園の香り。
今年の1/4はマルジェラにハマってたみたい。
洋梨の爽やかでジューシーな香りと花々のフローラルな香りのいいとこ取り。
本当に晴れた春の日の香り。多幸感というか、期待で胸がいっぱいになるような、ハッピーな香り。頭が痛くならない。
SNSでも度々話題になるけど、小さいサイズは軒並み生産終了している。
マルジェラって容赦なく生産終了になるので、いつか幻の香りになるかもと思っている。
4〜5月と9月の香り
COSME DECORTE
キモノ ウララ オードトワレ
神秘的な睡蓮とみずみずしい林檎によるいきいきとしたフレッシュフローラル。
軽くて爽やかな香り。1年中使えるけど、春と夏の終わりによく使った。
先ほどのマルジェラの香水と違って、トップからラストへの香りの移ろいが大きく変わらないので本当に使いやすい。頭が痛くならない。
6〜8月の香り
SHIRO
サボン ボディコロン
この香り、もう何本リピートしたかわからないレベル。
乳酸菌飲料っぽいサボンの香りがたまらなく良い。清潔感のかたまり。頭が痛くならない。
気温や湿度が高くなるとなるべく軽い香りを纏いたくなる性分なので、夏場はこれ。
ボディコロン(ボディミスト)なので香りの飛びはかなり早いが、本当にそれで十分。
去年使うのをやめようと思ったけど、やはりこれから先もお世話になる所存。
10〜12月の香り
GUERLAIN
アクア アレゴリア
ペラ グラニータ オーデトワレ
今年の秋冬の香りはこれ。洋梨×金木犀の香り。使いやすい。やはり洋梨の香りに間違いはない。頭が痛くならない。
これも一年中使えると思うけど、とりあえずは秋冬物として使っている。
金木犀の香りは比較的控えめな印象。
名前に入っているグラニータ(シャーベットみたいな氷菓子)のイメージはなんかわかる!って感じ。
ゲランって勝手なイメージで濃厚な香りばかりかと思っていたけれど、こんなに使いやすい香りもあったんだなあと、勉強になった。
もともとわたしはSHIROのサボンのボディコロンを何年も何本もリピートするくらい、気に入ったらそれしか使わないタイプだった。
そのわたしが今年は5つの香りを楽しんだ。
気分や雰囲気に合わせて香水を使い分けるって、なんだか結構いいものだった。
SNSの影響もあり、香りの情報を収集することは容易いが、やはり足を運び香りを試し、自分の好みの香りを開拓するという体験は楽しい。
わたしは香水で頭が痛くなったり、気分が悪くなるタイプなので、香り物を買う時はかなり慎重に吟味する。
その中で重視しているポイントは以下の3点。
①オーデコロン、オードトワレなど香料の濃度の低いものを選ぶ
②肌にのせたときの香りの変化を必ず確認する
③苦手な香りを知る
香水の香りの濃さにも種類があるので、ある程度身の程を知っておくことは大切だと思う。
また、ほとんどの香水にはトップ、ミドル、ラストと香りの変化があるので、その香りの変化についていけるか、さらに自分の肌にのせたときの変化についていけるかは本当に試すことが大切だと思う。
苦手な香りを知ることも大切。
わたしは濃い香り全般、バニラ、リネンの香りが苦手。
濃い香りが苦手なのはわかっていたけど、リネンの香りが苦手なのは最近知った。
大人気のマルジェラのレイジーサンデーモーニングとかバイレードのブランシュの香りが全然ダメだった。酔った。
香りの好き嫌いが激しくても、
自衛できれば香水はいくらでも楽しめる。
自分だけの香りを見つけるのもいいし、
新しい自分の香りを見つけるのもいい。
これからも開拓を続け、香り物を楽しんでいきたい。
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