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いつものコーヒータイム☕️ちょっと特別な時間に

今朝、声もかき消すほどの強風が吹いていました。
庭の木は同じ方向へなびき、ざわざわと葉を擦る音が響いていました。

家の事を終えてほっと一息、コーヒーを飲みながら外を眺めていました。
いつの間にか風が穏やかになり、陽の光を浴びた気がキラキラとそこに立っていました。
朝起きた時とずいぶん違う景色の穏やかさを感じながら、お気に入りのクッションで気持ちよさそうに眠る愛犬を足元に感じながら、しばらくぼーっと外を眺めていました。

こんな時間が好きです☕️

強風が吹いていても、暖かな家の中でゆったりとコーヒーを飲んでいる。
1杯のコーヒーを当たり前に飲んでいるけど、昔はお水を飲むのも汲みにいくことからだよね?汲むって言ってもそのための器も作りからでしょ?
器を作るにも材料集めからでしょ?
そんな事を思って、ふと考えました。


日常の当たり前の背後には、どれだけ多くの人の手が関わっているんだろう?」って

1杯のコーヒーも、誰かが地を耕して、豆を育てて、摘んで、運んで、焙煎してくれたから、こうして飲むことができる。コーヒー作りに必要な道具も、さまざまな工程を経て作られ、そこにたくさんの方が関わっている。
その背景には、想像しきれないほどたくさんの方の支えがあることを想像して、生きている事がどれだけすごいことなんだろうか、と思いました。

そして「今生きているのも、ご先祖様たちが命を繋いできたからあるんだな。」と思いました。誰かひとりでも違ったら、わたしはここにいなかった。たくさんの命の流れが途切れることなく続いてきたから、わたしたちは今ここに、命の繋がりの延長線上にいて、また次へ繋げていく大切な1人1人なんだと感じました。
日々やることに追われて、そんな背景はつい忘れてしまうけど、すごい奇跡連続の中にいるのだと感じました。
こうして日々を過ごせるのは、自然や今を生きる私たちや、遠い過去から繋がる命の流れがあってこそなんだって。

風の音や葉擦れの音、陽の光がキラキラと輝く瞬間に目を向けると、つい忘れがちな大切な何かを思い出せます。

自然はいつも私たちに「ここにあるすべてが奇跡なんだよ」ってそっと教えてくれているのかもしれないな、なんて思います。

強風の後の静かな景色を眺めながらコーヒーをひと口☕️
なんでもないようなこの時間が、実はこんなに幸せなものなんだな。って感じて、全部にありがとうって言いたくなったコーヒータイムでした。


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