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英語を話せるようになるために、一人でできる練習法とは?

みなさん、今日も勉強お疲れ様です。

今回は、こんなふうにに悩んでいる人に向けて効率的な勉強法を解説していきます。

・英作文を頭の中で組み立てるのが苦手
・読んだり聞いたりするのは得意だが、話す時は言葉が出てこない

私も英語を話すのが苦手で、すらすら英語が出てこないことにずっと悩んでいました。

話したい内容は頭に浮かんでいるのに、それを文章にするのが難しいという感覚が常にあり、いつももどかしく思っていました。

例えるなら、利き手とは逆の手で文字を書こうとする感じです。
英語の文章を組み立てるときは文法に従い単語を並べ、構造的に組み立ていく必要があるので、練習を重ねないとなかなかスムーズに話せるようにはなりません。

実際、今回ご紹介する方法で練習すると、下記のように変化し、1ヶ月ほどでスラスラと英語が出てくるようになりました。
【練習前】
・英語を話す時、言葉がうまく出てこず、「あー」、「えっと…」などと詰まってしまう
・英語での会話の時、自分の言いたいことはあるのに、それをうまく表す文法がわからず、とにかく使える文法に無理やり当てはめて伝えるしかないので、本当に言いたいことが伝わらないことがある

【練習後】
・相手と同じくらいのスピード感で間を開けずに英語を話せるため、会話がスムーズになる
・相手に伝えたいことをそのまま伝えることができる
・正しい文法で無意識に話せるため、自分の意見の内容に目を向けることができ、より深い話し合いができる

記事の最後には、練習に使えるおすすめの本もご紹介します。

もし、英語の文章を組み立てるときにスムーズにできないことに悩んでいる方がいましたら、今回ご紹介する練習方法をぜひ試してみてください。


英語を話す時、どんな能力や知識が必要?

英語を話すためには、どんな能力・知識が必要なのか、まずは細分化してみましょう。

①複数の単語の意味を知っていること
②正しい文法の知識
③自分の言いたいことに合わせて、適切な単語を選ぶ力
④英語の文章を組み立てる力
⑤英語を正しく発音する力

これらが、英語を話すときに必要な力と知識ですね。
全て揃っていないと英語を話すのは難しいので、スピーキングを伸ばすこと自体にかかる労力は相当なものだとわかります。

しかも、さまざまな場面で英語を話すとなると、単語に関して途方もない知識量が必要になります。

パートナーと話す時、ビジネスシーンで話す時など、基本的に話す場面によってどんな単語を使うのかが変わってきますよね。

短期間で習得できるもの、できないもの

①③⑤の項目は、単語や発音の知識を地道に少しずつ増やしていく必要があるため、短期間で伸ばすのは難しいです。

英会話を習っている人が、すぐには英語を話せるようにはならないのはこれが原因です。

それぞれのスクールによるとは思いますが、よく使うフレーズを1回の授業で一つずつ学んでいって、ある程度まで知識が溜まってきたときに話す力が少しずつ上がっていき始めます。

一方で、②④に関しては、必要な知識・スキルが限られているため、比較的短期間で伸ばすことができます。
②④はそれぞれ文法や文型の数だけしかバリエーションがないからです。

今回は、この英語の文章を組み立てる力を高める方法について解説していきます。

練習次第でどんどん上達!文章組み立て力

英語の文章を組み立てる力はどうすれば上達するのでしょうか?

文章を組み立てる時には何を考えているのか

まずは、文章を組み立てるときに、どんな作業をしているのか考えてみます。

文章を組み立てる時は、
①自分の言いたいことに合わせて適切な文型を選ぶ
②文法に合わせて単語を当てはめていく
という2つの作業をしています。

下記の記事でもご紹介している通り、英語の文型は5つしかありません。
それぞれの文型の中で、疑問系ではWhat whoなどの疑問詞が文の先頭に来て、その後に主語が来る、などの変化が生じますよね。

これらの、文法ルールによる形の変化や、話す内容の変化に応じて、同じ文型の中で文章を組み立てる工程を何度も練習することで、文章を組み立てる力を高めていくことができます。

例えば、下記のような日本語の文章を英語の文章をに変換していきます。

① 私は中学生です。
→I am a junior high school student.

② あなたは警察官ですか?
→Are you a police officer?

③ 私の妹は看護師ではありません。
→My sister is not a nurse.

上記の3つの文章は全てbe動詞の構文で作っています。
これらはシンプルな文章のため、簡単に英語→日本語に訳せると思いますよね。
しかし、これらの同じような文法でできた文章を次々に日本語に変換していくとなると、
「"not"はどこに入れるんだっけ?」
「疑問系の時は動詞と主語を逆にするから…」
と意外とすぐには日本語訳できないことに気づくと思います。

普段は練習しないような変換作業を頭の中だけで行うことになるため、新しいパズルを解いているような感覚で頭が回転していきます。

この日本語を英語訳していく作業と単語・文章の変換作業がスムーズにできるようになることで、自分の言いたいことを英語の文章にに変換する作業を素早く行うことができるようになります。

おすすめの本紹介

今回ご紹介した練習方法を実践できる本をご紹介します。
この練習をするには、先ほどのルールに則り日本語の文章を大量に用意しないとならず、準備だけで大変です。

こちらはまさにこの練習に特化した本で、この本に従って練習するだけで、英語の文章を組み立てる練習が簡単にできてしまいます。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)』

著者/森沢洋介

先ほどご紹介したような同じ文型、同じ文法を用いた練習問題がたくさん出てきます。設問ごとに日本語→英語と変換していくことで、自分の言いたことを瞬時に英語に変換する力が身につきます。

『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』

著者/森沢洋介

こちらは、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の応用編です。
よりスムーズに英語が出てくるように、さまざまな文型の英語の文章を組み立てていく練習ができます。

実際に英語を使う場面では文型を色々と組み合わせて話すため、より実践に近い状況でトレーニングできます。

いかがだったでしょうか?
今回は英語の文章を組み立てる練習の方法をご紹介しました。

興味を持ってくださった方はぜひ試してみてください。

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