真面目で頭が硬いのは、キャッチする情報や思考の密度が高いから

最近、自分の思考や行動の
重々しさに我ながらひくことが
増えました。

客観視の賜物です(笑)

日々の業務の訪問看護記録も
自分が受け取った情報全てを
文庫本よりひと回り大きいくらいの
記録用紙に書き尽くそうとしてしまいます。

ファイルに閉じるときに書き漏れに
氣づいて赤字でさらに書き足すこともあります。

なんでこんなにいつも切羽詰まった感じで
書いてるのかというと
この帰り道に私が事故などで死んでも
患者さんやスタッフが困らないように
引き継ぎたいと常に思っていて
毎回、遺言を書くような氣持ちに
なってしまうからです。

遺言書、
なかなか端折って書けないっしょ?

加えてHSP氣質ゆえに受け取る情報量が
膨大で、それを表記するのは難しいと
感じるようなことも書き残そうとするので
余計に盛りだくさんになってしまいます。

患者さんやご家族の方が言語化していない
ところの情報まで記すと
療養の状況にもよりますが
大抵すんごい量になっちゃうんです。

伝えたいことを全部文字化した記録は
視覚的にパッと見て分かりやすいものではなく
読み手に努力を求めてしまうので
その努力をしても読んでよかったという
内容にしたいと思うし
図で表して工夫をすることもあります。

訪問と訪問の合間の
患者さんやケアマネや
病院とのやり取りも
後から報告や記録するとして
それまでに私が伝えられない状況に
なったら、どないするねんって
氣持ちがあるので
一刻も早く報連相しなきゃと
焦りがちです。

運転中にこんなことやってると
危ないと感じることがあります。

HSP氣質だと運転中にキャッチしてる
情報も多いので
それ以外のことにさけるキャパが
少ないらしいです。
ながら運転をさらっとできる人もいるけど
私はスピーカーホンでのやり取りを
しながら運転が危ないので
安全な場所に停めて話すことになり
移動時間が削られるから
電話対応が済み次第、
次の患者さんのところに急ぐことになり
また焦ることになって
結果的にずっと焦ってる状況になります。

雨や工事で渋滞とか
イレギュラーなことが起きると
ひどく緊張した状態になります。
遅れることを電話でお伝えする必要が
出てくるからです。
本当は急いで向かいたいけれど、
大体の遅れる時間を見積もり
電話するために停車するジレンマ。
停車する場所も探しながら走るので
連絡が遅れる
訪問が遅れる
焦る
胃が痛くなる
1日全体のスケジュールに影響する
あぁ!!泣きたくなりながら
車を走らせます。

少しくらい遅れても大丈夫な方も
おられますが、
インスリンなど時間が決まった処置で
遅れたらダメな方いらっしゃるのも
胃が痛くなるところです。


管理者や患者さんから
そこまで急いだり氣にしなくてもいいよ
と言われても、それがしにくいのが
HSP氣質…。
デフォルト設定だから変更しづらい。


登場人物全ての想いや状況に
思いを致すと頭パンパンになります。
全部、キャッチできているわけではない、
という自覚が強いからこそ
キャッチした情報は活かしたい!とも
思うから、さらにギュウギュウづめに。

そのうち、身動き取りづらくなって
身体も頭も心もキャパオーバーして
忘れ物したり、ミスしたり
アカン方へ向かってしまい
本末転倒に…。

いつもキャパいっぱいに
なにかしらをキャッチし
なにかしらを考え
なにかしらをどうにかしようとしている
だから、密度が高くなり、硬くなり
真面目が出来上がるんだな。
HSPあるある。

 
この氣質のおかげで
喜ばれることもあり
看護師は向いていると思うけど
向いていないな、と感じることも
あるのでした。
長所は短所、短所は長所
表裏一体ってホンマそうやなぁと
感じ入る秋のひとときでした。

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