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小さな声が聞こえるところ156「小さな子どものための人形劇について」

シュタイナー園で行われている人形劇は、一般に子ども向けに行われている人形劇と少し変わっています。
いや、「少し」と思うのは私がシュタイナー園の教師だからで、見る人によれば「だいぶ」変わっているかもしれません。

人形には目鼻がついていません。いわゆる「のっぺらぼう」です。

立ち人形でも、操り人形でも、その動きはとても静かです。

人形の演じ手は、特に隠れません。黒子になることをせず、普段着で演じます。

語り手も、声色を使わずに穏やかに淡々と語ります。

舞台は作り込まずに、子どもたちが普段遊んでいるおもちゃを使って作り上げます。

静けさのなかで、物語が進んでいきます。

ここまで書くと、なんだかとても平淡な舞台を想像されるかもしれませんが、
上手に演じられた人形劇は、子どもたちを静けさの中に引き込みながら、
その内面では心を大きく躍動させます。。。。

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