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小さな声が聞こえるところ152「”私らしさ”とは”人間”らしさ〜シュタイナー教育が導くもの」

「 シュタイナー教育で育つと、どんな立派な子どもになるの?」

時折、少しからかうように聞かれることがあります。 
「教育者」という職種は、一見なんだか立派な肩書のようですが、世の中ではそう歓迎されたりもてはやされるものではありません。
堅物なイメージだったり、まじめで世間知らずだろうと暗に揶揄されることも、実際少なくないのです。

そしてそんな肩書きの人が「〇〇教育」などという西洋人の名前を冠にした教育などを実践しているとなると、それだけで形式ばったことをやっているように思われて、あなたがよいとそんなに言う教育で、果たして子どもはどれだけ立派になっているのか、と問われるわけです。

そんな時に私は涼しい顔で、「その子らしくなっていますね〜」と言います。

なんだかはぐらかしているような答えかもしれませんが、でもそうなのです。
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園の連載エッセイ、満月更新しました。
「私らしい」ということは、つまり「人間らしい」ということです。
急速にAI時代に突き進む世界のなかで、「人間性」ということが何かと問われています。
その人間性を支える基盤は、「私らしさ」です。
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写真は、最近交流のある石巻の若手クリエーター シマワキ ユウ さんに、今月撮影していただきました。
デジタルカメラにアナログレンズを付け替えての撮影で、やわらかでどこか懐かしい空気感をまとった写真が素敵です。

こちらからお読みいただけます。
#小さな声が聞こえるところ #私らしさ #シュタイナー教育の本質


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