みんなと仲良しになりたいと思った日
「誰の友にもなろうとする人間は、誰の友人でもない。」
ドイツの植物学者、ヴィルヘルム・ペッファー(プフェッフェル)の名言です
この言葉を、教室に掲示していた名言集にいれ、子どもたちに紹介していました
自分には個性があるのだから、人に合わせる必要はない、ということ
自分の個性に見合う人を友達として選べばよい、と子どもたちにも伝えてきました
しかし、このnoteの記事を読んで、考え方を変えようと思いました
クラスメイトにダサい、あざとい、きもいとか思って悩んでいたら、
「クラスメイトのことは、漫画のキャラクターだと思え」
と熱血先生が言った、という話です
この言葉のおかげで、私自身も生き方がすごく楽になりました
自分の価値観ではなく、相手の個性を中心に考えようと思うようになりました
例えば、ジャイアンは横柄で乱暴で、自分勝手に生きています
「俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの」
という名言に代表されるような生き方です
しかし、思い出してください
映画のジャイアンを…
あの乱暴さが、仲間への優しさや、悪への反抗に切り替わった瞬間、これほど頼もしい友達はいません
実際に、荒れている中学校に赴任して
「あの時のサッカーチームは、まるでルーキーズ状態だった」
と話してくれた先生は、当時のやんちゃ君たちをこういっていました
「あの子たちは、僕たち先生というものに反抗するだけで、友達には優しい。だから、結構人気者だった」
まるで映画のジャイアン状態
職場でも学校でも家族でも、様々な個性をもった人たち
色々な問題をかかえています
しかし、漫画のキャラクターだと思った瞬間に、愛せるようになりました
そして、その人に合わせて、話を聞くとこれほど面白いことはない
自分という価値観で壁を作っていたこれまでとは、違った景色が見えてきました
ぜひ、ご一読ください
三浦健太朗