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先日、八戸市出身でオリンピック4連覇を果たした伊調馨さんの講演を聞いてきました。伊調さんが事前に取りまとめた質問に答える形をとった講演会でしたが、たくさんの発見と学びがありました。

https://www.daily-tohoku.news/archives/176312

Q伊調さんにとってレスリングとは何ですか?


A趣味です(即答)
趣味が仕事になるって、本当に素敵なことだなぁと。野球少年がプロ野球選手になるようなもので、夢を追い続けて、夢を手に入れた人にしか言えない言葉だなぁと。

Q褒められて伸びるタイプ?叱られて伸びるタイプ?


A関係ない。自分がどう思うか。
相手に左右されず、常にぶれない芯をもっている心の強さを感じました。タックルを褒められたとしても、今のタックルは自分的には改善の余地があると内省したり、叱られたところで、自分で手ごたえのあるタックルだったと感じたら聞き流す。すごいマインドコントロールです。

Q連勝がストップしたときの心境は?


A過信はあったかもしれないが、もっと自分のレスリングを極めようと思って挑戦した中での出来事。後悔はない。
女王でありながらも、更に自分のレスリングスタイルを追求する姿が本当に素敵でした。趣味と言い切り、その道を極めようとするエネルギーがあふれていました。

Q格上の相手と対戦するときに、気を付けていることは?


A格上だと思わないこと。
自分の気持ちをコントロールする達人だなぁと感じる一言でした。今の自分を客観的に見て、マイナスになりそうなことはことごとく排除し、自分をもう一人の自分で冷静に見つめる。常に、自分との対話を多く脳内でしているんだなぁと感じました。


まとめ


伊調さんは、身体能力がずば抜けていることは言うまでもないですが、自分自身を客観視し、自身をしっかりと制御できるメタ認知能力もずば抜けているんだなぁと感じました。世間が何と言おうと、自分はどう思うかを大切にし、自分自身の心や体と対話し、今の自分を一番自分が知って、行動しているように感じました。

オリンピック女子個人史上初の4連覇を成し遂げた伊調馨選手の金言をたくさん聞くことができ、たくさんの学びがありました。

しんちゃん@三浦真司


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