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勉強会に参加


先週と今週、お休みをいただいて、経済や金融教育の勉強会に行ってきました。
日銀の青森支店長の森本さん。
コロナと経済についての話でした。
コロナ感染が落ち着いてきた現在、経済は順調に回復しつつあるそうです。
クレジットカードの個人消費からみると、20~39歳の年齢層は、すでに活発に経済活動を行っているようです。反面、65~89歳は慎重。



コロナが世間の常識を変えたもの


例えば、飲食ではコロナに感染しやすい、という印象ができてしまいました。
職場での飲み会、ということが当たり前でしたが、そうした回数も減る、との見通し。職員と飲むのが大好きな私にとっては、悲しいことです。
飲食業界では、なかなか以前のような売り上げには戻りにくい、ということだそうです。
しかし、よい面もあります。地方で暮らしている私たちにとっては、オンラインでの研修ができるのは、非常に有意義です。
以前までは、新幹線3万円以上かけて東京に勉強に行っていましたが、そうしたお金はかける必要がなくなりました。
そういう意味では、オンライン研修会をどんどんしかけていっている戦う職員室も、変な話ですがコロナの風にのった、ということと言えるかもしれません。
ただ、対面の重要性もあります。企業では、採用者を決める際に、余計な経費をかけないためにオンラインを利用しながらも、最終試験は対面で!ということを実施しているところもあるようです。やはり、雰囲気や人間性は、しっかり会って感じて、ということなのだと思います。
また、星野氏が「世界経済は4パーセントずつ成長している」という話をこの前、していましたね。(間違っていたらごめんなさい)
IMF(国際通貨基金)の予測だと、世界平均で来年は4.9%、再来年で3.6%の経済成長が見込まれているようです。
コロナの中でも、世界でお金は回っているんだと実感します。


杉村太蔵氏の話


五所川原商業高校の生徒に、オンラインでの講義が行われました。
その中で、こんなクイズがありました。
「平成元年に100歳以上は3000人でした。現在は8万人以上にふえたでしょうか?〇か×か」
というクイズ。正解は〇。
8万6千人以上だそうです。
ちなみに、80歳以上は、1000万人います。
先ほど、コロナの中で「65~89歳の消費が落ち込んでいる」と書きました。読んでいるかた、
「おじいさん、おばあさんだから、当たり前だろう」
「大したことはないだろう」
と思いませんでした?実は、この統計は大変な意味を持っています。
つまり、65~89歳は、これからの少子高齢化社会の中で、これからますます、大きなウェイトを占めていくのです。
この世代の消費が落ち込んでいることは、かなり大きな意味を持っています。
おそらく、私が70歳を迎える2050年には、年金制度はほぼ崩壊し、80歳まで受け取れない世の中が来るだろうと予測されています。
80歳まで定年延長、なんというのもあるかもしれない、と杉村太蔵氏は言っていました。
大変な世の中になりそうです。


資産について


そんな中で大切なのは、星野氏も言っている「資産運用」「資産形成」。
日銀の黒田総裁は、実質金利を2%上げたい、といっているそうです。
名目金利が1%向上したとしても、実質金利が2%上がれば、貯金重視だと損をしていく、ということだそうです。
「投資とか、株とか似合わないよ」
と言われた私ですが、本気で考えるときが来たように思います。
まずは、家計簿をつけて、自分の無駄遣いを減らすことから始めます。

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