にじメディアで働くプロジェクトの活動日記始めます。

私は、にじメディア代表の齋藤と言います。
かれこれ20年近く、とても細々とではありますが映画映像に携わることを生業としています。
今回こちらのnoteを始めて利用させていただきます。
こちらでは主に、にじメディアの活動日記的なものを投稿させていただけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします

にじメディアの紹介です。

 まずはにじメディアの紹介をさせてください。
 にじメディアは2020年12月からスタートした、障害のある方と一緒に作る映像メディアです。「弱さにある希望」という理念を元にした映像を制作して配信しています。にじメディアは現在、にじメディア制作委員会といった任意団体で運営しています。継続的なサポーター会員スポンサー収入をベースに制作配信しています。にじメディアホームページ


 にじメディアは、現在に至る1年半くらいの間で主に知的障害や自閉症のある方に出演いただいた映像作品を2作品の制作配信やそれに関連した多数のトークイベントの配信をしてきました。

にじメディア第一弾作品「そらくんとたからくん」


にじメディア第二弾作品「表現のお仕事」


「弱さにある希望」について

 にじメディアの理念「弱さにある希望」について少し書かせてください。
まず弱さは誰にでもあると思っています。その弱さを自覚することからすべてが始まると思っています。自覚することで人に対してやさしくなれたり、生き方においても無理せず等身大で生きていけたりすると思うのです。というわけで弱さということをマイナスではなく、絶対的に必要なプラスのイメージということで表現していく映像メディアです。


枠組み、想像を超えたものを作る

 では、なぜ知的障害や自閉症のある方なのかということなのですが、代表の私齋藤が彼らの魅力にひかれたということがあります。私の想像を超えたことで制作中たくさん起こります。そのドキドキワクワクした気持ちは何物にも代えがたいものです。今後こうしたワクワクドキドキした気持ちを感じられる題材があれば知的障害や自閉症にとらわれることなく制作していくと思います。何よりワクワクドキドキはとても大事な要素だなと思っています。ここまで書いてきていくつかキーワードを思いました。にじメディアは「福祉」、「仕事」、「表現」について考え実践する映像メディアであるということかもしれません。


「福祉」、「表現」、「仕事」について

にじメディアでは、「福祉」、「表現」、「仕事」について考え実践していきます。
まず「福祉」についてですが、福祉とは福祉を利用する人が福祉サービスを受けることができるということかと一般的には思いますが、私が思うこととしては、福祉とはサービスを受ける施すという関係を超えた人の幸せについて考え実践すること、人が幸せに日々生きることができるために必要な活動のことかなと思います。それで幸せとは何だろうかと考えると物質的なことも当然大事ですが、にじメディアとしては心の幸せが大事だということで活動しています。そのためには弱さを思い生きることが心の幸せにおいて必要だという思いの映像メディアということになるかなと思います。
 次に「表現」についてですが、にじメディアの考える表現とは生きることそのものかなと思っています。最低限人にとって行うこと、歩くこと、食べること、寝ることなども表現という思いであります。にじメディア的にはすべての人が表現者であるという意識です。ただそのためには条件があると思っています。それが「弱さ」です。そうしたことで弱さにある希望を表現することがにじメディアの理念です。
 そして最後に「仕事」についてですが、ここまで書いてきました「福祉」、「表現」ということをにじメディアに思いのある人たちと「仕事」としてできないだろうかという挑戦がにじメディアの活動の本質かなと思います。


にじメディアで働くプロジェクト活動日記書いていきます。

 ここまで書いてきたことを実践するために、にじメディア開設から1年経った2022年の今年、にじメディアで働くプロジェクトということをこの1年間行っていきます。それにあたり、今回にじメディアは出演者とスタッフを始めて募集しました。にじメディアで働くプロジェクト募集について


 こちらのnoteでは、にじメディアで働くプロジェクトのページということで主に活動日記を書きたいと思っています。

次回は、募集~プロジェクトスタート前までの活動日記を書きたいと思っています。5月中に投稿できたらと思います。ぜひご期待ください!


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