メンタル面で気をつけること【攻撃編】〜小説新人賞の攻略法(14)
崖っぷち作家のニジマルカです。
「新人賞の攻略法」14回目です。
13回目はこちら。↓
メンタルの攻撃(能動的)
メンタルを作家に近づけていくことを、メンタルの攻撃(能動)と表現しています。
【攻撃】
1.作家だと自分に言い聞かせる
2.作家を見に行く
今回は攻撃の1つ目です。
1.自分は作家だと言い聞かせる
バカバカしいと思うでしょうが、「自分は作家だ」と自分に言い聞かせるのを習慣にしてみましょう。
夜寝るまえと、朝おきたときが狙い目です。
ぼんやりしているときに、「私は作家です」と声に出して言うのです。
声に出すのが嫌なら、なにか紙に書いておいて見るのでもいいです。
私はこれをずっとやっていましたが、本当に効果があるかというと、ちょっとわかりません。
わからないのですが、基本的な考え方はこうです。↓
心の中であたりまえになると、実際にそうなる
「自分は作家だ」ということが当然になると、現実もそのように変化する、ということですね。
スピリチュアルとか、引き寄せとか、NLP(神経言語プログラミング)とか、自己啓発とか、そういった界隈で言われていることです。
アファメーションということもありますし、昔ながらの言葉でいえば「病は気から」に類する考え方でしょう。
理屈や根拠があるのかと言われると、ちょっとわかりません。
とはいえ、別にやっても損はしないので、おまじないのつもりでやってみるといいと思います。
追いかけるのではなく、ゴールで待つ
自分的には、これは「追いかけるのではなくゴールで待つ」ということなのだろうと考えています。
ゴールに向かって走るのは、単純に言って心が苦しいです。
「まだたどり着かない」「まだまだ先だ」「いつまで走ればいいの」と思いながら走ると、どんどん辛くなるのですね。
そういうときは、心だけはすでにゴールにいて、走っている体をゴールから引っ張ると考えると楽になります。
すでにゴールにいる自分が、途中にいる自分を助けてくれるイメージですね。
走らなければならないのは一緒なのですが、夢を追うとき、心をどの位置に置くかで苦しさは違ってくるものだと思います。
もう1つの方法
ゴール絡みでもう1つの方法は、「ゴールの向こうを想像する」ことです。
新人賞受賞がゴールなら、こんな感じのことを想像してみます。
・受賞賞金であれを買おう
・受賞パーティであの作家さんと話そう
・二作目はなににしようか
これも、「夢を追うときに心をどこに置くと楽か」という話と同種です。
ゴールの向こうに心を置いておくと、ゴールするのが前提になります。
つまり、ゴールするのがあたりまえになるのですね。
すると、ゴールすることが楽に思えてくるのです。
とにかく、マインドのことはいくらやっても無料ですし、損もしませんから、できることは全部やってみるといいと思います。
今回のまとめ
新人賞の攻略法14回目「メンタル面で気をつけること【攻撃編】」でした。
1.「私は作家です」と自分に言う
2.心をどこに置くかで苦しさが違ってくる
3.ゴールの向こうを想像するのもいい
ただの心のコツなのですが、コツを知っているのと知らないのとでは、かなり違いが出ると思います。
次回は「メンタル面で気をつけること【攻撃編つづき】」です。
それではまたべあー。