1月13日/成長発達は順番があり、人間が勝手に変えることはできない。寝返りの前に歩くことはできないのだ
"すでにお話ししたように、
子供が性的に成熟する以前(7歳から14歳まで)には、
抽象的な観念の世界や
判断力や悟性といった魂の能力は、
外から直接影響を与えないで、
ほかの教育的な措置を
正しく適用することをとおして、
おのずと発達していくように
配慮しなくてはなりません。
それはちょうど、
胎児の目や耳が、
母親の体の中で成長するのと同じなのです。
そして性的な成熟を遂げるようになると、
子どもの中にそれまで学んできた事柄に対する
判断力が育ってきます。
この場合、もっともよくないのは、
あまりにも早い時期に、
子どもが自分で判断するようにうながされることです。
人間は本来、
判断したり、比較したりするための材料を
十分に自分のなかにたくわえてから、
ようやく本当の意味で
判断を下すことができるようになります。
まだ判断の材料をたくわえないうちに
自分勝手に判断を下すと、
この判断にはしっかりした根拠が欠けています。"
<<霊学の観点からの子どもの教育 論文版>>
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