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当事者意識【コトバビタミン】第82回

目の前に何かしらの壁が出てきたときに

・特に手立てをとらないまま、壁の向こうに行くことを諦める。

・壁を越えるためはどうすればよいか考える、または何か別の手段で壁の向こうに行くことを考える。


さて、あなたはどらちらのタイプですか?


具体的な例をあげてみると、

あなたが経理を担当している学校で生徒が全国大会出場を決めた時、

・めでたいけど、遠征にお金かかるなぁ〜汗

・おめでとう!なんとかして行かせてあげたい!


このどちらの思いが先に来るか、という話です。

前者の思いが先に来る場合、遠征に行くために生徒の手出しが必要な経費(補助などはあると思いますが)を提示し、生徒側が無理だと言えば、恐らく「行けなくて残念だったね」ということでこの話は終わるでしょう。

後者の思いが先に来る場合、遠征に必要な費用はどうすれば得られるかを考えると思います。具体的には寄付や物販で遠征費を得ることなどが考えられるでしょうか。


この二つの違いは、目の前にある課題に対して、自分が当事者となって動くか動かないかなのです。

そして、今回あげた例で言うと、その遠征で得られる経験や成長に目を向けることができているかなのです。

遠征するために何かにトライしても行くことが難しかった場合も、そのトライをしたことが経験や成長につながります。



思いを叶えるためには多くの壁にぶつかることがありますが、当事者意識をもって視点を変えて考えてみたり、仲間に協力してもらったりすることで、その壁の向こう側に行けることがあります。


あなたらしくその壁を越えていく術を身につけていくことを意識してみると、これまで越えられなかった壁もそんなに高くは感じなくなるかもしれません。

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