分かった振り【コトバビタミン】第49回
人はみな、「分かった振り」をして過ごしている
何を?
人生を。
仕事を。
恋愛を。
その他、色々。
それは間違いではなく、生きていく上での自己肯定として必要なことである。また自然と自分の中で本質を「分かっている人」と「分かっていない人」の線引きもするようになる。
「分かっている」と思えている相手とは多くのコミュニケーションを取る。
しかし「分かっていない」相手とはあまり話すことも少ないのではないか。
私の中でのこの線引きは、見返りを求めているか、そうでないか、という点に引かれているように思う。
「分かった振り」をしているが、実は本質を分かってない場合、周りが思ったようにうまく回ってくれないと感じることが多いので、強引に自分の持っていきたい方向に人を動かそうとする傾向がある。
これが見返りを求めるということである。
「分かっている人」も見返りを求めていないわけでなく、普段の生活や仕事、何か行動を起こす時に「自分だけでなく相手にも得るものがあるか」という気持ちがあるかないかということである。
「自分だけが得する」場合は周りには「損をする人がいる」状況が生まれやすい。
自分が動くことで色んな人が「Win Win」になることを考えていること。これは「徳」を積むということに近いと思うが、結局は色んな場面で自分に還ってくる。
何かを決めて動いていく時に、自分だけが幸せになるのではなく、周りも幸せになれるような選択をしていきたいと思う。
次回、遂に目標の50回目!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?