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ひとりよがりでもなく、媚びを売るのでもない、純度をもった、クリエイト。

わたしたちみたいな
表現者やクリエイターは、
自分たちからあふれる表現を、

見て、聴いて、感じて、触れてもらって

それをいっしょにたのしんだり
共有できてこそ、
それが、仕事になる。


それが、自分のためだけのもので、
ひとりよがりにすぎないのなら、
それは、趣味の領域をでない。

でも、だからそれは無意味かと言えば、
そんなことは決してなくて、

そういう表現活動は、
自分がただ素直に、表現をたのしむ
そのための表現、としてやればよい。

誰かのご機嫌なんか、とらなくていい。

わたしは、基本的に、
表現とは、
そこが原点だとおもう。

ただ、あふれてくるよろこび。
ただ、無心にそうであること。


でも、仕事は、

人のお役に立ってこそ。


だから多くの人は、

【表現を仕事にする】

ということに対して、

そこで、葛藤と矛盾が生まれてくる。

わたしも、そうだった。


仕事にするためには、
受け入れてもらわなくちゃいけない。

受け取る人が受け取れるボールを
投げなくちゃいけない。

でも、そこにばかり一生懸命になるとね。

いつしか、純度の高い
よろこびや、自己表現は、
失われていってしまうんだ。


ひとりよがりでもなく、

媚を売るのでもない、

純度をもったクリエイト。


そこに立ちながら、
表現し続けること。

そのバランス、なんだ。

自分に嘘ついちゃいけない。
たとえ、何があっても。

そこのリソースが削られたら、
生きるのはとてもつらくなるから。

在り方そのものが、
必要とされる存在。

芸術家や表現者は、
本来そういう存在だ。

在り方を、つらぬくこと。
そこに、ブレがないこと。
それでいい。それがいい。


今、時代はみんなが表現者の時代。

受け容れられるため、
自己の存在を証明するためだけの表現は、
もうちまたに飽和してるから、
もう、みんな反応しない。

そこを凌駕する
面白さやワクワクや、
よろこびがそこにあるか。

みんなは、そこに触れたいんだ。

参加させてもらっている
西野亮廣さんのエンタメ研究所。

サロンは、セカンドシーズンに入ったよって。

『信用持ち』の鉄の掟、それは、
「エンドユーザーには、絶対に嘘をつかない」ということ。

「嘘をつかない」その在り方を、
コツコツと繰り返しているうちに、
着実に、支持者が増えて、

(わたしもその支持者のひとり)

クラウド(大衆・エンドユーザー)と、
クリエイターとが、直接繋がり、
クラウドからの信頼とダイレクト課金で成立する
4万人を超えるコミュニティが出来上がった。

しかも、ついには『信用持ち』が一度、
「この商品、いいよ」と言おうものなら、
一定数は確実に売れるようになって、、

クライアントが、ここに目をつけはじめた。

それは、あたりまえの流れだけど、
さぁ、じゃあこれからどうする??というお話。

昨日の記事にも書かせていただいたけど、
→ 綺麗事じゃなく、見捨てない。

この話も、リアルに必読だとおもう。

儲かるということがわかると、
たのしみたい、面白いことしたい
というだけじゃなくて、

儲けたい人がそこに参加するように
なってくるということが生じる。

今までよりも、構図が複雑になってくる。

ここでためされるのは、
これ、面白い!という
エンターテインメントの創造に
どれだけ、純度を保てるか、

そしてその複雑なバランスを超えた
クリエイト領域に飛び込めるか、だとおもう。

とても、むずかしいけど、やりがいはある。


ひとりよがりでもなく

媚を売るのでもない、

純度をもったクリエイト。


これは、表現する人だけじゃなく、
すべての人に通じる話。

だって、ひとりよがりじゃ、
人は、生きてはいけないから。


だから、わたしも自分ごととして、
その未来を、生きて、
応援したいっておもう。


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コヤマ ナオコ〜星を詠む音楽家
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