コミケ・コミティア等の同人イベントに、参加者のための「託児所」を設置したい!
同人イベントのための託児「にじいろポッケ」とは?
同人活動・創作活動を愛する二児のママが立ち上げた、同人イベント専門の託児です。コミケや女性向けイベント等の参加者のために、独自に託児所を設置し、2016年から現在までに延べ890名のお子様をお預かりしてきました。
保育の質とお子様の「楽しさ」にこだわり、利用者アンケートの満足度は98%とご好評いただいています。
◆にじいろポッケHP:https://nijiiropokke.info
◆Twitter:https://twitter.com/nijiiropokke
同人イベントとは?
同人イベントとは、創作活動を愛する個人による作品の展示即売会です。コミケは年2回、コミティアは年4回、東京ビッグサイトで開催されています。二次創作だけでなく、一次創作(オリジナル)の作品も多く発表されています(コミティアは一次創作のみ)。
誰でも自分の作品を発表できる同人イベントは、多様なクリエイターさんの発信・交流・育成の場となってきました。noteユーザーの方にも、コミケやコミティアに参加している方がたくさんいます。
◆コミケ公式サイト
◆コミティア公式サイト
なぜ同人イベントに託児が必要なのか
コミケは来場者数が数十万人(※コロナ前)と非常に多く、夏は暑く冬は寒くて、子連れで参加しやすい環境とはいえません。
コミティアでは比較的子連れでも参加しやすく、「子連れ出展スペース」もありますが、作品傾向やお子様の年齢などによっては、子連れで参加するのが難しい場合もあります。
一方で、子どもを家族などに預けて参加するのは大変です。特に出展する場合は、準備~撤収まで6~8時間以上会場にいなくてはならず、移動時間も含めるとさらに長時間となります。民間保育施設やベビーシッターに頼むと、コストもかなりかかります。
そのため、子どもを預けられないから参加を諦める……という方も少なくありません。
託児によって創作活動を応援したい!
そこで、私たち「にじいろポッケ」では、イベントの日時に合わせて、東京ビッグサイトの近くで、プロの保育スタッフが、1時間1,000円ほどでお子様をお預かりする「出張託児所」を設置してきました。
これによって、「子連れで参加する」「家族などに預けて参加する」の他に、「イベントに合わせた託児に預けて参加する」という選択肢が増えることになります。
自分たちに合った方法を選べることで、ママ・パパになっても創作活動を続けたい個人クリエイターさんや、その作品を愛する方たちを応援したいと考えています。
noteクリエイターサポートプログラムに応募した理由
にじいろポッケは、質のよい保育を利用しやすい料金で届けたいという想いから、非営利で運営しています。託児の利用料だけでは運営コストをカバーしきれないため、主に2017年に行ったクラウドファンディング等で賄ってきました。
しかし、コロナ禍によって託児利用者数が減少してしまい、ここ数年で赤字幅が拡大しています。イベントの規模自体が縮小傾向なこと、コロナの状況によって参加者数が安定しないこと、またコロナ禍で活動できない間に託児の認知度が下がってしまったことで、託児の利用者数が安定化するまでには、まだまだ時間がかかりそうな状況です。
そこで、コミケ・コミティア等の同人イベントでの託児を、より多くの人に知ってもらい、利用者数と収益が安定化するまで、託児の継続、および認知の拡大をしていくためのサポートをしていただきたくて、このプログラムに応募しました。
■希望するサポート時期
2022年11月〜2024年12月(約2年間)
■支援してほしい内容
・コミケ・コミティアに合わせた託児の実施費用の一部支援
・コミケの場合…1回あたり約6万円×年2回=12万円/年×2年間
・コミティアの場合…1回あたり約3万円×年4回=12万円/年×2年間
→計48万円
・活動告知サポート
私(にじいろポッケ代表)について
にじいろポッケ代表である私(四辻さつき)は、現在幼児と小学生の子どもがいる二児のママです。自分自身が子育てで本当に大変だったとき、創作した作品を発信することや、同人イベントで同じ趣味の人たちと交流できたことが、とても心の救いになった経験がありました。
そして、ママ・パパも気兼ねなく同人イベントに参加できるようにしたいという想いから、自分で託児所を立ち上げました。
詳しくはこちらのエッセイに書いています↓
「同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860184180700
「同人イベントのための託児」という私たちの活動は、いくつになっても、どんなライフスタイルでも、自分らしい創作活動を続けるための環境づくりの一つです。
また、託児そのものが、一つの新しい選択肢を世の中に発信するクリエイティブな活動だと考えています。
創作活動の多様なあり方を支えるために、ぜひサポートをしていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
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