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糖尿病の検査について


糖尿病の検査について、みなさんご存じでしょうか?
今回は検査についてお話させていただきます。

まず、糖尿病のを疑う結果としては初回の検査にて
・早朝空腹時血糖値 126㎎/dl以上
・75g経口ブドウ糖負荷試験 2時間値200㎎/dl以上
・随時血糖値 200㎎/dl以上
・HbA1c 6.5%以上

このいずれかを認めた場合は糖尿病型と判定されます。
ここから、症状や検査結果を組み合わせて見ていくことで診断につながります。

〇血糖値 : 基準値 70~109㎎/dl
100~109㎎/dlまでは、正常高値となります。
早朝空腹時血糖は、基本的には10時間以上の絶食ののち検査して出る値です。
随時血糖値とは、来院時に任意の条件下で検査されたものです。

〇70g経口ブドウ糖負荷試験 :2時間値 140㎎/dl未満 
検査前夜から翌朝検査実施までは10~14時間の絶食し、午前9時頃検査開始が望ましいとされています。
検査終了までは水以外の摂取は不可で、なるべく安静に過ごしていただきます。
負荷前と負荷後30、60、120分の計4回血糖値の測定を行います。

〇HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー): 基準値 4.6~6.2%
過去1~2カ月の平均血糖値を反映しています。
糖尿病の経過を評価する指標となっています。


他にも、いろいろな検査項目があります。
機会があれば、ご自身の健康診断の結果を見直してみるのもいいかもしれません。

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