3年間頑張ったね！頑張ったよ!!

ユキ

2024年1月26日 13:23

久しぶりのハナコだらけの一日

昨日2024年1月25日をもって、ハナコは虹組4年生に進級しました。
3年前の痛み、淋しさ、後悔は、未だに私の中に残ってはいるものの
体の奥へと染み込んだように痛みも和らいだ

苦しかったね
肺の半分以上が白く写っているレントゲン…
「肺水腫だね」そういう先生の目はもう長くないと言ってた
わたし気付いてたよ
でも、奇跡がキット起こる！そう思ってギュッと手を握って
先生の話も聞かなくちゃと思いながらも上の空だった

苦しそうなハナコを見ていられずに借りた酸素ゲージ
楽になると自分で出てきて、私が座る場所や私に触れる場所に来てたね
あれは、何かを言い残すようにしてくれていたのかな

寝られない夜を過ごし、明るくなった頃
安らかな寝息を立てて寝るハナコ

「治ってきたのかも！」そんな期待が湧いて
私も隣で仮眠をとった

でも、これが最後の日の朝となってしまったね

近所の工事で細かい振動とともに大きな音が鳴りはじめ
目覚めたハナコを少し離れたところで見ているヒナコ（猫）

どうしてヒナは側にいてあげないの？
そう聞いてたね

きっとヒナコは息をするのも辛いハナコに気を使っていたんだろうなぁ
そしてお別れをしていたのかもしれない

治ってきたかも！なんて気楽になった私の予想は裏切られ
午後2時すぎ　なんの前触れもなく急に足を引きずりながら酸素ゲージから出ようとするハナコ
聞いたことないような悲鳴をあげていた
（その声はしばらく耳から離れなかったなぁ）

私の膝にのりたがり、苦しくなるから抱っこ禁止だったけど
そっと抱きしめ「大丈夫よ、ゆっくり息して、だいじょうぶ」と声をかけつづけながら、ハナコは目をうるませて大きく見開いた目で私を見てた

苦しくて早かった呼吸が、次第にゆっくりとなり
午後3時
大きな深呼吸をしたと思ったら、次に息を吸うことはなかった

こうして大好きなハナコとこの世でのお別れをした
思い出せば楽しいことも悲しいことも次から次へとでてくる
私の日常を9年間も暖かいものにしてくれたハナコ
どうもありがとう
この一言じゃとても言い表せないけど、この言葉しかない
一緒に過ごしてくれて、側にいてくれて、本当にありがとう

ハナコ飯応援ありがとう

ハナコが旅立ってから始めて炊いたご飯で、ハナコにお供えした
何てことないまぁるい小さなオニギリ

これを機に毎日ハナコにお供えしはじめた『ハナコ飯』

毎日欠かさず続けTwitterにあげることが、私の生きがいとなり
面倒だと感じたことも一度もなく、買い物をしながら
「ハナコ飯にいいかな？」そんな風にいつもハナコ飯優先だった

そのおかげで私は食事もちゃんとしたし、
時が経つにつれて、ハナコだけでなく虹にいる皆が空腹を感じることがないようにと『ハナコ食堂』として、ますます私は続ける意味を感じていた

私には今　キラくんが来てくれて
徐々にヒナコとの関係も徐々に近づいてきた今
しっかりヒナコとキラくんへ意識を向けたい
そう考えているの

ハナコはもう一人でも「ハナコ食堂」を虹でやっていけるはずだもの
お友達もたくさんできて、きっと手伝ってくれる子もいるんじゃないかしら

そう思えたので、
「ハナコ飯」は今月末を持って、終了します

　「もう大丈夫だよ！
　　料理だって接客だって完璧にできるよ！
　　でもお供えで材料は送ってね」
そんな風にハナコは言ってると思うんだ

「ハナコ飯」を通して、私とヒナコを3年間見守り励まして下さった皆さん
ありがとうございます

ハナコとの縁はこれからも続くし、忘れたりすることは決してない
自由自在に私たちのところに来ては助けてくれる存在になったハナコ
これからも頼みます！