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求められる仕事があるということ
沢尻エリカの復帰作となる舞台『欲望いう名の電車』を観劇してきました。
テネシー・ウィリアムズのあまりにも有名なこの作品は、コンプライアンスやハラスメントに厳しい現代において、あまりにも多くの問題提起を示してくれます。
没落と破滅、差別と暴力、全編を通じて重苦しいテーマが付きまとう戯曲ですが、本作において演出の鄭義信は登場人物のセリフを関西弁に置き換えることでコミカルな楽しさを見せてくれます。し
いまできることは、なにもしないこと。
1/1に発生した能登半島地震、1/2に起きた羽田空港での日航機と海上保安庁の航空機との衝突炎上事故、と立て続けに痛ましいことが起こりました。被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、みなさまのご無事と安全とともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
元旦の夜はほぼ全てのテレビ局が報道特番に切り替わり、特にNHKの山内泉アナウンサーは厳しく強い口調で避難を呼びかけました。画面には「逃げて
失速した2023年を総括する
大晦日です。
紅白歌合戦とWBCとザワつく!をザッピングしながら一年を振り返ります。
完全に個人的な自省録でしかないのですが、後年の自分自身のために駄文を認める所存です。
原因をうやむやにしたまま過ぎ去った失速の経緯
2022年はいくつかの挑戦が実り、新しい環境に身をおくことになりました。
しかしながらその歪みがジワリジワリと顔を出し始めたことに気がつかないふりをしていた気がします。
1〜2
誰がために鐘は鳴るのかを自問する
近親者を見送り、親しい方々もまた大事な人を喪うということがしばらく続きました。私を含め、遺された者は故人を通じて漫然と生きる日々と向き合う機会があったのですが、コロナ禍では誰かと語り合い、笑い合う機会が随分と減ってしまいました。
世の中が不穏な方向に流れていくことと反比例するように、さまざまなタイミングやチャンスをいただいて、私の会社は業績を伸ばすことができました。しかし、仕事の多くがリモート会
決着をつける、ということ
朝ドラの話しかしないのか、と自分でも思わざるを得ないのですが、切なさや苦しさはまさにこの15分の中に凝縮されているのです。
『スカーレット』第30話にて草間さんは戦時中に生き別れた妻とついに再会します。なんとなく評価が定まりきらなかた本作において、今回がドラマの品質を語る上でのエポックメイキングとなるのではないかと感じます。
戦時中の苦しさも戦後の混乱も私にとっては歴史の一つです。想像すること
天陽くん、夏空に逝く
『なつぞら』(9月3日放送:第134話)にて、天陽くんがこの世を去りました。冒頭から2分、あまりにも切なく、あまりにも美しい最期に涙が止まりません。「天陽ロス」を全身で受け止めています。
死期を悟っていた天陽くんは病院を抜け出し、徹夜で遺作となる躍動感ある馬の絵を完成させます。あえて詳しくは語りませんが、天陽くんのモデルである神田日勝の遺作が「馬(絶筆・未完)」であることから、全身を描いた天陽く
悲しみの癒し方は時間しかない
色恋沙汰を聞かされることが多い。昔から。
別に恋愛マスターでもモテ男でもないのですが、余計なことを言わないこととか、当たり障りのない慰めをしないところが評価されているのかもしれません。
あとは、聞かされる話の多くが浮気とか不倫とか、仲の良い友達には話しづらい内容であることも一因かもしれません。
誤解のないようにしておきたいのですが、僕は浮気や不倫を肯定しているわけではありません。でも「好きにな
平成を映す小説ベスト30に村上春樹作品の『1Q84』『ねじまき鳥クロニクル』が選出
村上春樹作品をちゃんと読み始めたのは高校生の終わり頃から大学生に入った頃だった。ちょうど『ねじまき鳥クロニクル』が刊行された頃で、当時の僕には難解すぎた。『ノルウェイの森』でひどく心が揺さぶられたのは、自分が主人公と同世代だったかもしれない(今もなお大学生の内に読むべきだと若者に伝える作品の一つである)。
自分はいわゆるハルキストではない。
作品の好き嫌いもあるし、村上春樹の考え方には共感する部
広告系総会2019 〜自らの来し方を振り返る〜
2016年夏から二年半ぶりの開催となりました広告系総会。
前回は運営に携わらせていただきましたが、今回は一般来場者として参戦してまいりました。参加することに緊張を覚えるイベントです。
広告系総会は、今やどの肩書きで紹介したらいいかわからない高広伯彦さんが主催しているイベントです。
広告やPR、マーケティングなど、マーケティングやマーケティング・コミュニケーションに関する業種に従事している方々のな