「好きなタイプは？」

日常の感覚をつぶやく写真日記です。
小話として、よければお付き合い下さい。

答えの備え

「好きなタイプは？」…今年も聞かれたら困る質問に残っている。

試しに「お札の向きを揃える人」と答えてみたら不評だった。今日も私は敗北した。

十中八九が見た目への言及、性的対象の嗜好を答えて欲しそうだ。

しかし、見た目がどうあれば良くて‥との決まりは持っていない。

二重が好きですと言ったところで、一重がダメとも限らない。

凝り固まった思考が選択肢を狭めるなら損ではないか‥とも思う。

そこで正直に「見た目の拘りはないです」と答えたとしよう。

十中八九、質問者のニーズが満たせない。つまらないと言われる。

では「家庭的で黒髪ショートが似合う●●（自重）」と答えたとしよう。

十中八九、質問者から高望み乙と言われる。

ごめんなさい、勘弁してください。すみません、ご期待に添えず申し訳ございません。帰っていいですか

逃げの対処として、その質問をする人と関わらない。忌避していたら、話し始めの数分で察知できるようになった。

しかし、仕事に必要な談笑で聞かれることもあり。「詰んだ‥」と思いつつ、その日イチバンの神経を使い、返答に臨む。

今年中に、良い塩梅のベストアンサーを見つけたい。躱しながら期待外れにならず、ユーモア性もありながら話が広がる余地を残せる。そんな回答を‥！

今度ホストの方をキャリア支援することになったら、教えを乞おうかな。

おわり

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