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ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督おすすめ作品3選!

『デューン 砂の惑星 PART 2』のJōZU Reviewはやっぱり特大ポッドキャストになりましたね。まだまだ語りたいことがたくさんあったのに、強制終了となってしまって、まぁ、やっぱりいい作品を見れば色々と語りたくなるもんですね。

いまだに余韻に浸かってる感じ。ストーリーとは別に、印象的で記憶に残るシーンが本当に多くて、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のセンスに圧倒されてます。

2月末にNPRのインタビューでドゥニ監督がこんなことを言いました。

"I'm not someone who remembers movies because of their lines. I remember movies because of their images, because of the ideas that unfold through images. That's the power of cinema. For me, it's not about dialogue." 「セリフがよかったからといって映画を記憶にするような人間ではない。僕は映像やその映像を通じつ展開されるアイデアで映画を覚える。それが映画の力。自分にとってセリフは無関係。」

ドゥニ監督にとって映像が映画の全てだからこそ迫力満載の映像が作れるんですね。

『デューン』ほどじゃないかもしれないけど、彼の他の作品でもそのこだわりが変わらず強くて、クリストファー・ノーラン、ポール・トーマス・アンダーソン、デビッド・フィンチャーなどと肩を並べて、ドゥニ監督も現役の巨匠の一人です。

歴代作品を見てもミスがほぼないもんな。監督としてここまで行っちゃうともう殿堂入り確定ぐらいの勢いで、これから出す作品は全部大きく期待されます。

クリエイターとしてそこまで行ったらプレッシャーもあるんだろうけど、思う存分に作品作りができるという意味では超楽しいんだろうな〜。

せっかくなので、ここでネルソンがおすすめするドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品を3つ紹介!

『Enemy / 複製された男』(2013年)

主演:ジェイク・ギレンホール

あらすじ(映画.com)

主演のジェイク・ギレンホールが1人2役自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたミステリー。大学の歴史講師アダムは、DVDでなにげなく鑑賞した映画の中に自分とそっくりの端役の俳優を発見する。驚いたアダムは、取り憑かれたようにその俳優アンソニーの居場所を突き止め、気づかれないよう監視するが、その後2人は対面し、顔、声、体格に加え生年月日も同じ、更には後天的にできた傷までもが同じ位置にあることを知る。やがて2人はそれぞれの恋人と妻を巻き込み、想像を絶する運命をたどる。

ネルソンの感想

正直、映画の話や展開はあまり覚えてない。でも全体的な世界観や映像の雰囲気はすごく記憶に残っていて、ドゥニ監督の「セリフなんて関係ない」という姿勢が分かりやすく伝わる映画なんじゃないかなと思う。あと、終わり方だね。あのエンディングにマジでやられた。

『Sicario / ボーダーライン』(2015年)

主演:エミリー・ブラント、ベネチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ダニエル・カルーヤ

あらすじ(映画.com)

アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実を、リアルに描いたクライムアクション。巨大化するメキシコの麻薬カルテルを殲滅するため、米国防総省の特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官ケイトは、謎のコロンビア人とともにアメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織撲滅の極秘作戦に参加する。しかし、仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した作戦内容や、人の命が簡単に失われていく現場に直面し、ケイトの中で善と悪の境界が揺らいでいく。

ネルソンの感想

傑作。緊迫感あふれる映像がたまんない。今見ると、メキシコの砂漠のシーンはまさに『デューン』そのもの。そしてキャストが豪華!これも『デューン』に通ずるところ。やっぱりドゥニは役者からしてもとても魅力的な監督ですね。

『Arrival / メッセージ』(2016年)

主演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー

あらすじ(映画.com)

異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。

ネルソンの感想

これも傑作。言語学を使って宇宙人と対話するという頭脳系SF。迫力のある映像もまた『デューン』感があって、なるべく大きな画面で見るべき。ってか、2013年〜2016年の間、こんなラインナップはやばいな!贅沢な時代だったわ。

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