【海外から日本語教員養成課程】初ライブ授業! ②
2日目が終了しました。
昨日は眠くて、早々に休めたから、おかげで1時半起きが辛かった・・・
でも、まとまって寝られた甲斐あって、今日は比較的元気です。
9月も木、金曜日ぐらいから、一人時差ボケ(一人時間差攻撃みたい!)で調整したら、土曜日の授業も月曜日の授業も問題なさそう!
そして、昨日に比べると、今日は「演習」があったため、満足度は高かったです。
昨日の様子はこちらから。
とは言っても、どうしても190人もいるので、なかなか発表なんてまわって来ないわけです。
演習の課題をばっちり終わらせて、発表した~い!と思ってても・・・
カメラオフだから、ハリーポッターのハーマイオニーばりに手を挙げて主張することもできない。
提出もないので、宙ぶらりん。
ちなみに、私のポリシーとしては、与えた課題を与えっぱなしというのはなし!
添削して返すか、発表させる。
先生が全員対応できないとしても、小グループで発表させればいい。
さらに言うなら、その小グループ内でよいものを選んで、全体で発表するというのは望ましいけど、小グループは5,6人がいいし、それを190人で割ったら、すごくたくさん発表になるから無理。
それでも、小グループ内だけでもシェアする場があるべきだと思う。
先生が添削しないまでも、どっかのドライブに入れるとか。
(一言とかなら、ジャムボード的なのがいいか。(まあ190人は何度もいいうけど無理だけど))
人数が多すぎることは、事後アンケートにも書いた。
安定したインターネット環境のためにも、参加者の満足度、理解度のためにも。
私は1回1万いくら払っているわけで、もちろん普通の学生さんは一コマあたりいくらっていうのは違うだろうけど、190人もいたらウハウハなくらいじゃないんですかって思う。
そんながめついことしないで、30人でも利益出るように設定すればいいと思う。
この人数は大変不満でした。
とってもいい先生だったので、恩恵が減ったというか・・・
でも、私は唯一2回当たりましたw
そんで最後の感想で当たって、先生が
「たくさんチャットも入れて、私の代わりにフォローしてくださって、ありがたかった。ご不満もあったと思いますが、ごめんなさいね」
と言ってくださった。
先生、すごい!
さすが視野が広いです。
講義しながらチャットも見ている!(教室を見る方が簡単だと思う)
しかも、190人もいるのに誰か把握してる。
まあ、私は次女の書いた猫の絵のアイコンなので、目につきやすいとは思うけど。
ご不満ございました~!ww
でも、それは先生のせいではなく、190人ぶっこんでくる大学への不満です。
それにしても、目に余ったのは受講生の態度。
事前に配布された資料に、学籍番号と氏名を書けと言われているのに、チューターに昨日から何度も注意される人。
ミュート基本なのに、マイク入れていて、注意される人。
チャットは授業中、指示があったときだけと言われているのに、個人の感想や、宇宙語(@*#^%@}|":)を垂れ流す人。
挙手のあと「手を降ろしてください」といわれているのに、いつまでも下ろさない人。
もちろん、世代的な「デジタル音痴」という人がいるのかもしれない。
ITリテラシー教育なんて受けたことない世代。
それはしょうがない。
でも、そんなの最初から分かってるんだから、操作方法をビデオで作って、事前に絶対見ないといけないような仕組みを作ったり、ZOOMを使ったことない人は、その前にレクチャーするから、10分前に入室してくれとか、学校側で仕組みを用意すべきだと思う。
でも、これももし190人もいなくて、全員が顔見せできるくらいの人数なら、ミュート忘れても、チャットに感想かいても、そんな問題に感じないとは思う。
ただ、演習課題がディベートで、先生がわざわざ「ディベートはディスカッションじゃないですよ。知らない人は昼休みに調べてから、取り組んでください」って言ってるのに、まんまとディスカッションのテーマを用意してくる人とかは、デジタル音痴とか、これだからお年寄りはっていうのとは違うよね?!
まあ、思い込みが強いというのは、自分世代を含めて年配者に多いのかもだけど。
(あと、先生は「YESかNOかだけをディベートだ」と言ったけど、「AかBか」というのも別によいのではと私は思った。)
それから一番「ハア?」と思ったのは、事前配布の注意にも、当日の注意にも、先生に余計なチャットを送らず、操作とか何等かの問題があるときは、チューターに送ってくださいと言われているのに、どうやら複数の人が遅刻連絡を先生に入れたらしい。
なぜだ?!
それとも遅刻をするような人だから、注意書きを読んだり、チューターの注意を聞いていないのだろうか。
それから、日本語母語話者じゃない受講生がいたんだけど、他の人には結構厳しいことを先生がいうのに、文法の誤りを1つ正しただけで、めちゃ甘なコメントだったし、チャットにも他の受講生からのお褒めの言葉が満載だった。
私なら、弱者扱いされてるみたいで、むしろむかつくけどね。
一人前に扱ってないの、失礼だよね?!
日本の人ってそもそも判官びいきが多いけど(分かる、私もだから)、「お箸上手ですね」と同じような失礼さを感じるんだよね。
もちろん、母語じゃない言葉で資格を取ろうとしていて、すごいなえらいなと私も思う。
でも、それと評価は別の話でしょ。
そんな手放しで「素晴らしかった!」って大絶賛するほどでもなかったと思うんだけど。(普通に、他の人と同じレベルだった)
ドイツで私が外国人として大学に行ってても、誰もガイジンだからって甘くしてくれないよ?!
大学に通うのにドイツ語できるなんて当たり前の話だし、評価もガイジンだからドイツ人だからで公平さを欠くことはない。
日本って・・・まだ世界の田舎っていうかローカルだよね・・・・・・
井戸の中の蛙さんたち、いつか気付くのかしらん。
これからもし本当に日本語教師になるなら、周りは異世界だよ!?
では、行き場のなかった会話クラスの授業案をここで発表します!w
初中級会話クラスの授業案作成
文型:「どうやって~?」、「~ですか?」を使用
導入
私は「江戸っ子」なんですが・・・江戸っ子って知っていますか。
<反応>
そうですね、江戸は昔の東京の名前です。
だから、東京の人というような意味ですね。
江戸っ子というと、特に代々、父も祖父も、曾祖父も<指を折って、『代々』の補足説明>・・・代々東京生まれを指します。
それで、江戸っ子は「寿司を箸で食うなんて野暮のすることだ」なんていうんですよ。
野暮は「カッコ悪い」ということです。
箸で食べない? じゃあどうやって食べるんだと思いますか?
<反応>
ナイフ、フォーク? 違います。
そう、手でつまんで<ジェスチャー>食べるんです!
みなさんの国にも特に手で食べるものはありますか。
それか、こうやって食べるのが正式、正しいというのがありますか?
オランダでは酢漬けのニシンのしっぽをつまんで、上を向いて頭から食べる<ジェスチャーつき>というのも聞いたことがあります。
<反応>
①テーマ「食べ方を尋ねる」
場面設定:母国のレストランで困っている日本人を手助けする
③関連語彙
「食べ方」 手で食べる、箸で食べる 助詞「で」
たれ(ソース)につけて食べる、かけて食べる、まいて食べる、くるんで食べる、など動詞て形
語彙:料理の言葉
素材、焼く、蒸す、煮るなど調理の言葉 +ている形、てある形
程度を表す言葉(好きなだけ、少しだけ、たくさん、たっぷり)入れて/つけてください
V語幹+のをお手伝いしましょうか。 運ぶのを、読むのを→応用性
④どのような学習効果、応用性があるか
-「どうやって」という方法を尋ねる言葉を用い、尋ねる。また応答する。
-日本でだけ日本語を使うのはでなく、例え母国に帰っても、日本語で観光客を手助けできる自分という将来像を思い描いてもらう
-日本や他国の食文化に親しむ
私はこの授業、すごく面白くできると思います。自画自賛w
食べる話題はみんな好きだし、学習者は色々な国から来ているから、思いもよらないような食べ方があるかも!
私なら、全員に自国の食べ物を1つ選び、食べ方を事前にワークシートなどに書かせたうえで、観光客役の人と常にペアでこのスキットをしてもらうかな。
携帯/教室のPCで写真とかシェアしてもいいかも。
応用性も高くていいと思いますw
でも、先生にダメなところを教えていただきたかった。
もう1つ別のテーマでも作ったけど、こっちが断然楽しそう。
いつかやってみたいです。