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タイに住むためのビザあれこれ

私の両親はチェンマイに住んでいる。
最初は滞在も短めをくり返していたので、観光ビザとその延長とかだったみたいだけど、タイの滞在の方が長くなって、コロナ前くらいからリタイアメント?ロングステイ?ビザにしてるらしい。
(日本に一時帰国しているときにコロナ流行で、渡航できなくなって切れてしまったと言っていた)

なので、とりあえずタイには住めるなという認識だった。
私も50歳を越えたので、なんなら今からでも行ける!
まあ、ただ観光は90日まで延長になったので、下見レベルでちょこちょこ行く分にはとりあえずビザなしでも大丈夫だろう。
まあ、リタイアメントビザの条件をおさらいしてみよう。

https://fukuoka.thaiembassy.org/jp/page/nono5

申請に必要な書類は以下の通り。(詳しくは大使館サイト↑へ)

1. パスポート原本とコピー
有効期限が6ヶ月以上、 査証欄の余白部分が 2 ページ以上
2. 申請書、顔写真
3. 経歴書
規定のものに記入
4. 航空券または航空券予約確認書コピー
5. 身元保証書(規定のもの) と保証人の署名入り身分証明書のコピー
身元保証人は20 歳以上で正規日本居住、申請者の個人情報などを確認することができ、申請者がタイ在住中に日本にいて総領事館から連絡ができる人であること
ロングステイビザは、無犯罪証明書 原本(英文)
6. 金融証明書(以下の A から C のいずれかの書類)原本 と コピー 1部
A. 年金証書と最新の額面入り年金振込通知書(月々65,000 バーツ以上の額に相当する受給年金額が確認できること)
B. 英文の銀行預金残高証明書(申請日から過去 3 か月間、それぞれの月に 800,000 バーツ以上の額に相当する預金残高が確認できること)
C. 収入証明書(年間)と英文の銀行残高証明書(合算で 800,000 バーツ以上の額に相当することが確認できること)
7. 戸籍謄本 原本
8. 健康診断書(英文)原本
9. 保険証券 原本 と コピー 1部

この中でちょっと面倒くさいのは、身元保証人だろうか。
私は妹が日本にいるので、頼むことはできるが、家族がいない人は友人知人に頼まないとならない。
それから、保険は滞在期間中をカバーとか、コロナでも大丈夫なやつとかいろいろルールがあったけど、多分申請時期によって変わる可能性はありそう。

あとは年金受給前で、もし固定収入がなさそうだったら、残高証明を出さないとならない。
80万バーツは350万円ないし22000ユーロ。
まあ、そのくらいは凍結しておいても大丈夫だろう。
あ、二人だと倍かな!
定期預金みたいのでもいいなら、まあ大丈夫だと思うけど、うちの大蔵大臣は私じゃないので、よく知らない。

さて、ここには日本在住の在留許可のある外国人もOKと書いてあった。
ドイツ人も同じ条件であれば、ドイツ永住権のある私もドイツでの申請が可能になる。
それは、二度手間にならずにありがたい。
ちなみにドイツは、申請者にプラス家族ビザっていうので行けるっぽい?
しかし、家族ビザは90日しか有効じゃないので、要検討かしら。

さらに日本とドイツそれぞれ10年有効のリタイアメントビザもあった。
ノンイミグラント-O-X (ロングステイ 10 年)
350ユーロ(52000円)と大変お得。
しかし、銀行の証明が3百万バーツいるという。
83000ユーロ、1300万円だ!


ところで、このリタイアメントビザ、ロングステイビザは就労禁止だ。
私は今の仕事の3分の1くらいはオンラインでプライベート授業をしているので、継続したいと思っている。
生活費くらいは稼げるだろう。

なので、最初はタイで起業して、そこの収入ということでできないかなと思った。
しかし、資本金が外国人労働者1名につき200万バーツ必要な上に、外国人一人につき、4人のタイ人を雇わないといけないという。
しかも、外国人が社主になれないので、51パーセントをタイ人に持ってもらないとならない!
細々とやるつもりのオンライン授業には向かなさすぎる・・・
(飲食店経営とかならいけるのか・・・?)

しかし、そういえば・・・
チェンマイにはノマドワーカーが多いんだけど・・・????
そこで調べてみました。

https://fukuoka.thaiembassy.org/jp/page/dtvvisa

5年も有効で、1回の入国で半年滞在できるノマドビザがあるじゃないですか!
1回は延長申請可能なので、1年に1回国外旅行すればOK!
必要書類は上記と似たようなもんだけど、違うところは、

・申請者名義の英文の銀行残高証明書 原本 
 
50万バーツ(250万円相当)以上
職業を証明する、以下該当する項目の全ての書類
1 会社員 在職証明書もしくは現在の雇用主からの推薦状、 会社登記簿謄本
2 会社経営者 会社登記簿謄本、納税証明書または確定申告書のコピー
3 自営業(デジタルノマド/フリーランスなど)
● 営業許可書(ある場合)
● 企業等との業務委託契約書
● これまでの業績や成果を示す作品集(ポートフォリオ)
● 納税証明書 または 確定申告書のコピー
タイ滞在期間中の滞在先の証明
ホテルの予約確認書、アパート、マンション、コンドミニアム所有者は、所有権利書のコピー、賃貸している者は、賃貸借契約書のコピーと家主の身分証明書コピー など

ここで納得!
よくタイのアパートを借りるときに、ビザ申請で書類が必要な人は言ってくださいって書いてあるところがあるんだよね!
これに必要だったんだ!

わたしは自営業なんだけど、営業許可という仕組みはない。
納税のための登録はしてるけど、それの証明は出るだろうか。
企業と契約じゃないので、今まで特に生徒さんたちと何も交わしてない(口約束w)けど、契約書を発行した方がいいかもしれない。
今からやっておけば、こんなに前から契約の生徒さんはいますよと証明できればプラスかも。

あとは、生徒さんに推薦状(?)とかは書いてもらえるかも。
それが業績証明につながるかしら。
日本語教師の資格もプラスになるだろう。
資格取得に30万円以上かけるので(+教育実習の飛行機代など!)、生きてくれないと悲しい。
もしくは、とりあえず行く年だけでも、今の大学との契約が継続できていれば、話は早いんだけど。
それか、その年だけでも、タイ料理のコースに参加するか!w
ちなみにこれに付随して家族ビザも取得できる。

条件に合致できるか分からないけど、これが取れれば、合法的に滞在して、就労することができるのでベスト!
申請して、却下ってなったら泣いちゃうなあ。
お金も帰ってこないし。
事前にタイの業者さんとかに相談した方がいいのかも?

これからタイも私もまた状況は変わっていくと思うけど、今の目標はこのノマドビザだわ!
よし、将来のタイ暮らしのために、仕事をがんばろう!



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