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【タイ語】単語を覚えるアプリ~Anki、Quizlet、Kahoot!比べ

私が中高生のころは、単語を覚えるのは単語帳が主流だった。
このカードを作って、電車の中でめくったりするの、カッコいい!と思っていた。
(私は徒歩通学だったので、できなかったけどw
そして、私は作成で満足してしまうタイプなので、実はあんまり使わなかった)

ドイツでも似たような方式があって、Karteikarteという。
長女が6年生になって、「フランス語の先生にKarteikarteを買うように言われた」と私に伝えたとき、長女もKarteikarteの日本語を知らなかったので、そのまま私にドイツ語で言ったんだけど、私には「硬いKarte」と聞こえた!
確かに硬い!

前半のKarteiとは、カードを使った整理システムのことで、英語では「カード・インデックス」になるらしい。
ちなみにカタログKartalogが類語で出てきた!
後半のKarteは医療ファイルの「カルテ」の語源で、英語のCard。
(ちなみに「カルタ」はオランダ語が語源)
だから、Karteikarteは、カードインデックス用カードw
分かりにくい。

ドイツの学生の必須アイテム「硬いカード」

学生が使うのはA7が多くて、色々な色があり、専用ボックスなども売られている。
私の好きなスー・グラフトンの探偵キンジーシリーズで、キンジーがこの院ディックスカードに事件のあれこれを書いていくんだよね。
今の時代ならキンジーもアプリとか使うのかなあ。
探偵ものは、ロマンがなくなったねw

しかし、今や時代はデジタル!
もちろん、単語帳もデジタルが色々ある。
恐らく、自分で表と裏に記入して、カードを作る行為というのは、それだけで価値があると思う。
記憶も手書きの文字(紙の上)の方が、モニターよりも記憶に残ると思う。
とはいえ、サクサクやるならデジタルは最強だ。
さて、私もタイ語の単語学習をデジタルでするぞー!


グループで楽しめるKahoot!

最初に私が出会ったのは、Kahoot!だった。
これも長女が、コロナのオンライン授業の頃、「今日Kahoot!をした、すごく面白かった」と話すのを聞いて、自分も使えないかと調べてみたもの。
まだ日本語の説明や中身は少なかったけど、さっき久しぶりに見たら、日本語コンテンツが充実してた!

Kahoot!は他の人が入れたコンテンツも利用できるが、もちろん自分で問題も作れる。
4択問題、2択問題、入力する問題などを選べる。
問題はエクセルで作っておき、インポートも可能だ。
一人で勉強するならタイムトライアルで短くしていくことを競えばいい。
でも、どちらかというと、クラスでわいわいやると、解答の正誤はもちろん、回答までの時間も点数に反映されて、最終点がつくので、勝った負けたが楽しい。

ただ、単語を覚えるには自分で問題を入力するのに4択は簡単だし、入力でやるにはタイ語の場合は、発音記号を入れられない。
(タイ文字でやるならできると思うけど、私はまだ未習)
なので、今回の目的には不適格。

オリンピックが始まって、韓国の名称や旗が間違えられた、この国の首都はどこだ、などの話題が家庭で上るようになって、娘二人の地理の知識の乏しさに夫が呆れた。
従来取り組む、小学校4年生、ギムナジウム5年生のころ、ちょうどコロナにあたったしまっていたので、二人とも学校でまともにやっていないのだ。
うちは結構旅行している方だし、地図もすぐ手に取れるところにおいてあるし、私と夫は地図が好きで、普通に見てたりするんだけどね。

それで、ここのところ夫が食事のたびに地理クイズを出すようになった。
「3つ大洋はなに?」とか「ヨーロッパとアジアを分けるのは何?」とか。
それで、さっき次女が、それならみんなでKahoot!をやろう!と言い出した。
姉妹の学校では結構Kahoot!はレクリエーションとして行われているんだよね。

それでPC1台と各自がスマートフォンで地理クイズ大会開催!
ドイツ語だったので、時間は要したけど、私一位です!
でも、国旗は長女の方が強かったけど。
面白くて学習できるので、夏休みのアクティビティにしばらく家族で遊んで、楽しく学べるといい。


王道デジタル単語帳Quizlet

いわゆる単語帳のような単純な機能なら、Quizletを愛用し、学生への宿題に使っていた。
エクセルからのインポートも可能だし、ゲーム形式とかテスト形式も選べる。
Kahoot!は正誤まで判断するので、4択とか入力(大文字小文字まで区別する)の回答をちゃんと用意しておかないとならないけど、Quizletは単語帳なので、自分で答えを考え、カードの裏を見て正誤をチェックし、間違ってたら、もう一度マークをつけるなどと対応する。

ところが、この間久しぶりに見たら、教師側(問題提供側)で作れる問題数の無料範囲に制限範囲がかかっていた!
前はいくらでも作れたのに!

QuizletもKahoot!同様、他の人が作ったものも使えるので、例えば「中1英単語」とか「英語 果物」とか検索すれば、使いたいものが出てくるはず。
ただ、タイ語はタイ文字が主流かなと思うのと、自分の習いたい順に勉強したいので、手持ちのリストを使いたかったのもあるし、無料範囲が減ったのもあって、気がそれた。


日本語だから日本人が作ったと思ってたAnki!

それで、今回前から学生に聞いて、興味を持っていたAnkiを使ってみることにした。
Ankiの優れたところは、記憶の忘却リズムにそって、忘れたころにまた出題してくれるところだという。
「暗記」だから、日本のアプリケーションかと思ってたよー。
PCとスマートフォン両方に入れれば、問題入力はPCでサクサクと、回答は隙間時間にスマートフォンで、とできるはず。

手持ちのデータもテキストファイルとかにすればできそうだ。
とりあえず、インストールとサインアップは済んだので、エクセルファイルで表面と裏面を作る!
今はないけど、ゆくゆくは音声ファイルを入れてもいいなあ。


昨日がんばって、日本語教員養成課程は5コマ進めた(毎日4コママスト)ので、今日は貯金が1コマある。
もちろん4コマ以上できたらいいけど、ちょっとはタイ語にも時間がさけるはず。
でも、午前中にKahoot!に突き合わされ、午後はモノポリー大会だというので、どこまでできるかな。
でも、楽しみだ!


追記

Ankiの設定自体の方法

エクセルファイルのインポートのやり方

エクセルファイルからメモ帳にするときに文字化けを防ぐためのやり方
(結果上記のタブ区切りでなく、コンマ区切りになったけど、アップロードは問題なし!)


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