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【タイ語学習】タイ語のABC「ゴーガイ表」

色々忙しくて、新しいところに進めていないタイ語学習だけど、先日作った音声ファイルやタイ語の発音の音声ファイルを毎日運転中に聞いている。

発音については、子音42文字の代表的な言葉をいうものがあって、それをくり返し聞いている。
「あひるのあ、いちごのい」というような、タイ版「あいうえお表」だ。

でも、子音なので、英語でいうと、「Bo Book, Co Cat, Do Dog…」のようになっている。
英語のアルファベットなら、「B」は「ビー」という名前があるけど、タイ語の子音は呼ぶときに、オーとかアーとかの母音とつける、と。(ほぼオー)
それで一番最初が「ゴー」で、代表する名詞が「ガイ」(鶏)なので、それを取って「ゴーガイ表」と言われるようだ。

でも、そのあとに来る名詞は、今の英語の例と同じく「オー」の音じゃないわけ。
「ボー ブック、コ― キャット、ドー ドッグ」みたいに。
初習者には分かりにくい。
とりあえず流したり、発声したりしてるんだけど、せっかくなら、「オー」で発音できるものをそろえて作ってくれればよかったのに。
(英語でいうなら、Bo Boat, Co Coat, Do Donutとかみたいに)

でも、日本のあいうえお表のように、こっちは「い」は犬だけど、あれは「いちご」とか適当じゃなくて、全て決まっているらしい。
それはいいと思う。
例えばドイツ語でも、アルファベットを説明するのに、「AはAntonのA、BはBerthaのB、CはCäserのC」という言い方(全て人名)があって、一応決まっている。
まあ、別に覚えてなくても、AはアンパンマンのA、BはバイキンマンのB、CはカレーパンマンのCって言っても、音さえあってれば通じると思う。

だから、「どんな字ですか」というやり取りで、いつも「ガイ/鶏のゴー」ですと言えるわけだ。
(でも、ガイのガ、だったらいいのに!というのが上述の部分)

そして、初習者のことをいうならば、もうちょっと普段使いそうな言葉だったらいいのに、というのが2つめの愚痴。
モント―夫人monthooの「トーthɔɔ 」とかって誰だ?!
しかも、モント―夫人の「も」じゃなくて、後半なわけ!
星形凧culaaの「ローlɔɔ 」、水牛制御棒patàkの「トーtɔɔ」などなど。
タイの冠とか、足つきの台座とか、蓋つきの宝箱とか、見習の小僧さんとか、まあそれがタイらしい言葉なのかもしれなくて面白いけど、日常で使うのかなあ・・・
食べ物や動物は使いそうなんだけどね。
まあ、これはタイの子どもたちも習うものなので、外国人初習者向けというわけじゃないのはしょうがないけど。

ただ、私はこの「ゴー、ガイ/鶏」というセットのお経を聞いているので、つい「ゴー、ガイ」が鶏って覚えてしまいそう・・・
ある程度耳が慣れたら、一旦やめた方がいいかも。
それで、「鶏を食べます」とかっていう例文で覚えた方がいいかもしれない。


文法については、「これはライムです」は、動詞がなくて、「これ、ライム」というけど、「私は日本人です」のような属性のあるものはBe動詞に類するものがあるというのを本で読んで、ようわからんと思っていたけど、大阪大学のサイトの説明がとてもよく分かった!!

A เป็น B A pen B = AはBである
 BにはAの状態、性質、立場、職業、役割などを表す名詞が入る。AはBの一部に含まれるという意味で、Bに入る語が表す意味範囲はAの表す意味範囲よりも大きくなければならない(A<B)。その為BがAとは限らない(AとBを入れ換えると意味が通じなくなる)。
 状況によって存在を特定したり、Bが固有名詞だったり、特殊性や同一性を表す場合(A=Bであることが成り立ち、AとBを入れ換えても文が成立する場合)はเป็น penを用いるのではなく、คือ khʉʉを用いる。

http://el.minoh.osaka-u.ac.jp/wl/th/index.html?page=section01-gram


もちろん、人によると思うので、本の説明のが分かりやすいという人もいると思う。
本を貶めるつもりはない。
私にはピンとこなかったというだけ。
でも、ひょっとして先にこの大阪大学の説明だけを読んでいても分からなかったのかも。
色々な説明を聞き/読みながら、自分で理解を深めていくのがいいのかもしれない。

しかし、このサイトはスキットもあるし、新出語彙もまとまっているし、音声は全部聞けるし、タイ文字もあるし、発音記号もあるし、ものすごくいい!
これを中心に学習していこうと思った。
こんないいものを無料で公開してくれていて、大阪大学、ありがとう!



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