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" coffee break "の制作秘話②
今回は前回に引き続き制作秘話にお話ししたいと思います。
前回はこちらの記事から読めます。
作画作業
撮影した映像を240~250枚の画像に変換し、Photoshopで1枚1枚ずつ作画しました。こちらのチュートリアル動画を参考に作画しています。
作画時はwacomのペンタブを使用しました。線の色は基本黒色(#000000)に統一しました。ガスコンロの火やカップをかき回すシーンに登場するコーヒーは白色(#FFFFFF)にしました。240~250枚を作画してどの作画を描いたか混乱するのを避けるため、各シーンに振り分けてフォルダを作成しました。そのため、計画的にどのパートで作画するか判断でき効率が良くなりました。
今回はロトスコープによる作画技法で行いました。人物などは大まかな範囲で作画しました。ただ、水と言った液体物は描写しにくく分かりづらい要素でした。そこで点線で水の勢いなど伝わりやすくしました。また、ガスコンロの火が消えていくシーンは火の箇所だけ透明度をだんだん減らしていくように書き込みました
作画作業に約10日間かかりました。
作画作業
作画した素材はAfterEffectsで編集作業を行いました。コマ撮りで制作している感じで1レイヤーに1~2フレームに設定して段階的な並びとなりました。何度も視聴して動作のスピードや滑らかに目が追いつくか確認しながら、作画の追加をしました。また、AfterEffectsのエフェクトの一つである『ポスタリゼーション時間』を利用して、30fpsを24~20fpsに変更して自然な滑らかにしました。
配色設定はエフェクトの『塗り』と『色かぶり補正』で行いました。特に、コーヒーをかき回すシーンは色かぶり補正を使用しました。配色パターンは休憩時のコーヒーのイメージにピッタリな配色を探すため、いくつかのサイトを調べて見つけました。今回は私はColor Huntというサイトを参考に選びました。今回は配色が多すぎと強調感が薄まるので最低3色に絞ることを考えた中でColor Huntは4色からタイプの合うパターンを選出するのでとても助かりました。
次回以降
以上の流れから作品が完成しました。ただ、小ネタ的なお話がまだたくさんありますので、明日はその点についてお話ししたいと思います。最後まで見てくださりありがとうございます!
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