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私の盆ーBONー2



私の盆ーBONー2




普段は仕事と家事、息子のお世話(教育…?)、この往復で忙しい。


休日は、遊びたい・休みたい、はもちろんだけど、細々した用事をパズルのように埋めていかなくちゃいけなくなる。


マイナートラブルがちょっとだけあった。

なぜだか私、語学学習アプリduolingo の広告にある、「スイカゲーム」をはじめとした、ただ繋げるだけとかくっつけるだけのゲームとかに、ここ最近、並々ならぬ魅力を感じてしまい、ついダウンロードしてしまった。


まあ、ただくっつけるだけとか、繋げるとか、そういう単純なヤツに並々ならぬ魅力を感じるひとがたくさんいるからこそ、そういうゲームが次々と出てくるんだろうけど。

全く小賢しい人が多いもの世の中よ。

(責任転嫁)


絶対に課金はしない強い意思(吝嗇ともいう)はくじけないけど、そのせいで時間が無駄になる。

ライフの時間回復性とか、無限アップデートで終わりの見えないゲームとか


容量のせいで、ちびちびケチケチ使っているバッテリーにダメージを与えた感じ。大体盆休みが明けたら、そんな時間も無くなるのに。私のアホ。


休みの予定に浮かれていて、「書く」ということから心太のごとき我が粗末な脳みそからスッポンと抜けたのが、支援事業者さんの訪問。

けっこう大事な予定だけど、モニタリングに合否はない。ただ、家にお客様を招くということだから、掃除に慌てる羽目になる。


チマチマと局所的な掃除をして間に合わない絶望感を覚えつつも、心に安堵を与えてくれるのが、お香だ。

普段、これまたチマチマけちけちと使うお香を、気分は住職で炊きまくる。


こだわりプロのキッチン道具屋さんで買う、三角コーン自立型のお香がお気に入りだけど、(ストロベリー、オピウム、香水のCK1など、香りバリエーションが凄い)


サブ的に安いお線香も買う。

白檀はお手頃で良い匂い。


おすすめがあったら教えてください。


さて、掃除で無駄に足掻いた絶望感を、お香の薫りで癒しつつ、支援事業者のKさんを迎える。


最近の様子や支援の計画展望を30分程度話すだけ、相手の方が、こなれているから、無駄に時間もかけない。

毎度気負う必要は無いんですけどね。


前から気になっていた、受給者証利用日数余裕分で、個別療育に通うことを相談してみる。


とは言っても行くとしたら土日でそもそも開所しているところが少ないし、枠も少ないし、通える距離かもわからないし、子供に合うかわからない。


なんにせよ相談するだけしてみると、月一で福祉課から送られてくるという事業所と枠残数の一覧を見せてもらえた。


これで親御さんから相談を受けたら、めぼしいところを紹介する、というわけ。

なるほど、さすが支援事業者。

利用施設のハブ的な存在。


考えていたところは「児童発達相談」のマークがあって、これは未就学児までということと教わったので、無理と分かった。


条件に合い、家から通えそうなところが2ヵ所ほどあったので、とりあえず見学してみることにする。


話が変わるけど、私は作品の中で、子供や小動物が傷ついても、平気で見るし、読む。

逢坂冬馬さんの「同士少女よ、敵を撃て」では、大事にしていた犬の腹に爆弾をくくりつけ、特攻させるシーンがあったし、今読んでいる「苦海浄土」は胎児性水俣病の子らの描写が多く、漁村が舞台なので猫も死ぬ。


ハイティーンまでは辛かったし、平気、というわけでは無いけど、それは、今ここでは無い、誰かが何かの意図でもって再現したシーンだからと、頭ではなくて気持ちが作品に順応して、被害が子供や小動物に及んでも、そのときは別になんとも思わない。


映画は刺激が強すぎるから、目をつむっていたりするんだけどね。


誰かが大事なものを失った時、泣くという反応、それが慟哭であるか、さめざめと泣くか、描き方が分かれるけど、私的には慟哭を見ると、こんな反応を取るかな?と、ちょっとだけ冷めてしまう。


演出がどうこう文句を言うつもりは微塵も無いです。

これは明らかに、自分が猫や祖父母をなくした時、大泣きするって経験をしたことがないから。


残酷さの描写。

大半の人が、被害者の方に思わず心を寄せてしまうけど、想像力の多寡に依らないんじゃないか、と最近思う。

酸鼻な現場に出くわしたとき、自分が冷静に動けるか、全く自信は無いけど。



翌日、お弁当を作り、息子をA川沿いの放課後デイサービスに送り届ける。


歩いて二十分ほどとちょっと遠いのですが、時間に余裕があるので、バスで行きました。

お金な使用感が無いので、交通系ICカードはまだ持たせていませんが、息子はよく無賃下車しようとするので、気が抜けません。


朝の遅めの時間だったからか、バスはがらがらで、前に並んでいたおばあさんに話しかけられました。


ついでなので

「今日は休日ダイヤで合ってますよね?」と聞いてみると

「…?最近は、男のひとのシャツも、脇の下に穴空いてて涼しくなってるの!凄いねえ」と言っていました。


私の声が小さいのか、何を言っても返事は斜め上の方向に飛んでくる人だったのかは不明。けど、休日にほんの少しでも知らない人と会話をすると、脳にも気分にも良い影響があるそうです。


帰りは、やっぱり時間があるので、ぶらぶらと歩いて帰りました。

コサギの飛び立つ瞬間を激写。黄色い足が映えて、判別が容易で良い写真です。(自画自賛)


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