映画感想「リベンジ」
フランス産のレイプリベンジもの。こういう映画にしては珍しく、主人公側にも落ち度がある(”落ち度がある”というとちょっと誤解があるのだが)。どちらかというとリアル目の作品であり、同系統のアイ・スピット・オン・ユア・グレイブが嫌な殺し方博覧会になっていたのに対し、こちらは正統に被害者対加害者のサバイバル戦である。びっくりするほど血が出るが、一昔前のマーダーライドショーやらヒルズハブアイズに見られたセンセーショナリズムなグロテスク表現ではなく、登場人物は全員マジになってやっている