二次目標点を考える
記事は約4分で読めます。全2236文字。
大学入学共通テストも終わり、国公立大学の個別学力検査(いわゆる二次試験)も今週となりました。今日は二次試験の目標点を修正しておこうと思います。
共通テストPDCA
Plan
上の記事において目標点を設定しました。確保したい点数と現実的に取れそうな点数、目標とする点数の3種類を挙げています。
Do (省略)
Check
共通テストの成績開示は申し込んでいないので、自己採点をここに掲載します。3種類の点数を比較しながらA~Dの4段階に分割し、中でも良かった教科にはSを、中でも悪かった教科にはEを付与します。
総点 787/900 C
日史B 73/100 C
国語 170/200 A
現文 94 S
古典 76 C
外国語 190/200 B
英R 94 B
英L 96 B
数学 174/200 D
数ⅠA 80 E
数ⅡB 94 C
理科 180/200 A
物理 83 C
化学 97 S
以上の結果となりました。数学ⅠAが例年に比べ難化したとはいえ、数ⅡBでそれを巻き返せなかったのは惜しいところです。
Action
志望校ごとの換算得点を出し、大手予備校のリサーチと比較してみます。
京都大 工 全科 前期 162.75/200 C~D
神戸大 工 電電 後期 486.60/550 A
大阪公大 工 2類 中期 262.65/300 A
神戸大の後期がA判定であることを考えると、前期でトライする価値のある大学が京大と阪大しかありません。ここは今までの志望通り、前期京大と後期神戸大で出願することにします。
前期対策PDCA
Plan
年末あたりに漠然と考えていた目標点があるのでそれを掲示します。
電気電子 合格最低点580, 合格者平均点620
工業化学 合格最低点560, 合格者平均点600
総点 620~700/1000
共テ 170~180/200
英語 120~140/200 (90~105/150)
数学 150~175/250 (120~140/200)
国語 30/100 (30/100)
理科 150~175/250 (120~140/200)
Do
今月初頭に実施された河合塾京大本番プレテストの結果が返却されたので掲示します。
素点
英語 107/150
和訳①40/50, 和訳②31/50, 英訳14/25, 英作22/25
数学 141/200 (3完2半)
国語 60/100
現①23/40, 現②23/30, 古文14/30
理科 106/200
物理 34/100
力学10/35, 電磁14/35, 熱力10/30
化学 72/100
理論34/47, 有機24/29, 高分子14/24
工学部配点
総点 674.17/1000
共テ 162.75/200
英語 142.67/200
数学 176.25/250
国語 60.00/100
理科 132.50/250
Check
昨年受験した河合京大OPや駿台京大実戦の成績を見ながら、現状の点数の振れ幅をまとめてみます。共通テストは簡略化のために 160/200 として計算します。
共テ 160/200
英語 100~140/200 (75~105/150)
数学 125~175/250 (100~140/200)
国語 30~60/100 (30~60/100)
理科 125~150/250 (100~120/200)
→ 総計 540~685/1000
これでは中央付近の値こそ電電の合格者平均点に達しているものの、下ブレた時は合格最低点にすら40点足りません。
Action
安心して試験に臨むためには、普通に受ければ合格者平均点が取れるようになっていたいものです。
英語素点については少なくとも90点を確保し、105点を狙っていきます。数学は3完2半で取れる素点120点はもちろんのこと、3完3半の140点以上を目指します。国語は採点が非常に厳しいらしいので、40点を目安に30点は確保します。理科は双方6割の素点120を確保し、7割を取れるようになるのが理想的です。
共テ 160/200
英語 120~140/200 (90~105/150)
数学 150~175以上/250 (120~140以上/200)
国語 30~40以上/100 (30~40以上/100)
理科 150~175/250 (120~140/200)
→ 総計 610~690以上/1000
結局のところ共通テストが見込み通り取れなかった以上、下ブレたときにも確保しなければいけない点数は下げることはできません。しかし年末と比べて国語と理科の成績が伸びているので何とか戦っていけそうです。
さいごに
マーク試験であった共通テストとは異なり、記述試験である個別学力検査は採点基準などの要因で自分の点数を予想することが難しく、自分が合格までどのくらいの位置にいるか把握しづらいものです。
そんな中でも過去のデータから何とか自己分析を図るその試みは、社会に出てからも必要となる自己を正しく評価するスキルの礎になるでしょう。自分の今の努力がどんな果実を結ぶか、期待しながら後期試験まで駆け抜けていきたいと思います。
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