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エッセイ的なもの:FF16とオープンワールドの話

Twitterで呟いた事に毛を生やしたメモ。

FF16はオープンワールドではないとの発表に肯定的な声が多く寄せられている。

10年ほど前、TESシリーズなどを始めとした海外のオープンワールドRPGがローカライズされコンシューマー機でも遊べるようになり、PCコアゲーマー以外にも知れ渡るようになった。
その頃のネット界隈では、「欧米では自由度の高いオープンワールドが主流なのに、日本では未だに一本道の狭くて自由度の低いRPGをやっている」と所謂出羽守チックに揶揄する論調が目立っていたのが印象的だった。特にFF13やポケモンBWはよく槍玉に上げられていたと思う。今回のFF16へのプレイヤーの反応に、ゲーマー界隈の時代の変化を実感した。

わたしはJRPGが好きだ。オープンワールドRPGのように自分が主人公になるのではなく、製作者の方々が一生懸命作った重厚なストーリーや世界観を見せつけられたいというスタンスでRPGをプレイしている。キャラクターになりきるのではなくキャラクターを見ている壁になりたいのだ(勿論、オープンワールドRPGもそれはそれで違った魅力がある)
そんなわたしは、インタビュー記事内で「限られた時間とお金の中で重厚なストーリーに重きを置こうとするとオープンワールドよりリニア方式(一本道RPG)の方が良い」と語られていることに好印象を持った。

そういう経緯を経てFF16はとても楽しみな作品の一つになった。
今までプレイしたナンバリングのFFは5,10,10-2,12でいずれもリマスターか何かをセールの時に買ったりした形なので、初めて発売日に購入するFFのナンバリングタイトルになるだろう。内容はこれまたわたしが好きな戦記モノとのことで、FF12のような壮大なスケールの作品になることを期待している。来年が待ち遠しい。

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