湯梨浜へ
以前、近所の書店でパラパラっと見て衝撃を受けた早川ユミさんの作品が、汽水空港で見られると知り、湯梨浜へ向かった。
県外への外出は久しぶり。
梅雨の晴れ間という言葉がぴったりのいい天気。
Official髭男dismも山陰道のドライブにピッタリだ。
湯梨浜には汽水空港をはじめ、以前から気になる場所がいくつかあった。
松江のイベント会場で何度か購入した、焼菓子のHAKUSEN。
そのHAKUSENのInstagramで知ったhishito。
hishitoで開かれている、はいいろオオカミ+花屋西別府商店の作品展「森の小さな灯と鏡」へ。
ドライの植物がランプシェードや鏡を彩る造形に形を変え。
ランプシェードはできる影も美しい。
ドライのアレンジというと、一般的に色味の柔らかでガーリーなテイストや、ナチュラルで可愛らしい雰囲気の作品が多い気がするが、そういった感じとは違って、上手い言葉が見つからないけど、私の“好きな感じ”だった。
Instagramで見て、購入しようと思っていたガラス標本は、様々な植物があり、悩みに悩んでこれを買って帰った。下のラベルは学名なのだそう。
お昼はhishitoですすめていただいた、Librarieへ
休業日で行けないな…と思っていたHAKUSENがやっているカフェ。
廃校になった小学校を利用していて、店名どおり図書室でご飯を食べているような雰囲気。
焼菓子もお土産に。
汽水空港の早川ユミ「畑しごとの衣服展」は圧巻だった。
一見、大雑把に裁断され、大雑把に縫製されているように“見える”けど、それが大間違いなのはすぐわかる。
脇の縫い合わせの処理がほぼ折り伏せ縫いなのだ!普通はロックミシンでババッと縫っちゃうのを、一度縫い合わせ、縫い代をカットして折り込み、また縫うのだ。
仕事の丁寧さと計算されたラフさとの塩梅。
布から、糸から、服全体から、作者の存在がこんなに感じる服って凄い。
裁縫箱が展示されてあったけど、布やボタンの話、デザインの事、山ほど聴いてみたい。
汽水空港では、早川ユミさんの新刊とZINEに加え、「種子とデザイン」という本を購入した。
hishitoでの展示が頭にあって、見つけた時は縁だなと思った。
私の住んでる松江と同じく、汽水湖のある街、湯梨浜。
松江から意外と近い事もわかったし、まだまだ面白い場所がある事もわかった。
また、遊びに行こう。