18年 4月に読んだ本の一言感想メモ
◆18年3月はコチラ
・『読むだけですっきりわかる日本史』後藤武士★★★☆☆
学校の教科書やり直し的な本はたくさん出回っているが最後まで読み通せたのはこれが初めてかも。親しみやすい口語体で本当に授業を受けているみたいだった。ポケット辞書代わりにも使える良書。
・『イーロン・マスク 未来を創る男』アシュリー・バンス★★★☆☆
人類滅亡を防ぐために民間でロケットを開発し火星に移住する……といった映画のような計画を本気で実現させようとする熱血漢。日本の得意分野である自動車や次世代エネルギーにも改革のメスを入れつつあるから政治で内輪揉めなんかしてたらあっという間に追い越されるで。
・『巨大な夢をかなえる方法』佐藤智恵 訳★★☆☆☆
今を時めく偉大な人物12名の卒業式スピーチを収録。どれも悪くはないんですけど本書に載ってないジョブズや堀江氏のインパクトが強すぎて……。
・『僕らが毎日やっている最強の読み方』池上彰&佐藤優★★★★☆
「知の巨人」のお二方が新聞・雑誌・ネット・教科書4つのカテゴリに分け効率的な情報の集め方を指南。僕は今まで雑誌がノーマークだったのでネットの月額読み放題サービスを利用してみようかなっと。
・『中国4.0』エドワード・ルトワック★★★★☆
あまたの中国分析本の中でとくにAmazonレビュー評価が高い一冊。著者が地理的に米中両国から離れた東欧出身のせいか言説に大変説得力がある。ただ出版がオバマ時代で当時のアメリカと状況が変わっているのが唯一残念。
・『行かずに死ねるか!』石田ゆうすけ★★★☆☆
安定したサラリーマン生活を捨て自転車で世界一周を始めた作者の旅行エッセイ。道中における人々との出会いと別れ、微妙な心の揺れ動きを言葉でうまく表現しており、さながら現代の松尾芭蕉だなぁと感心した(ちなみに2人とも紀州出身)。
・『東京島』桐野夏生★★☆☆☆
桐野作品に初挑戦。アナタハン島事件という実話をモデルにした創作小説で、物語の筋はまあまあ面白いんですがお下劣な描写が多すぎる。どんだけペ〇スが好きやねんw
・『座布団一枚!』桂歌丸★★☆☆☆
テレビ番組「笑点」に長年出演された歌丸さんの一代記。馴染みのない用語や人名が多かったが噺家としての矜持がひしひし伝わってきた。故・小圓遊さんとの掛け合い見たかったなぁ……。
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